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J-GLOBAL ID:201602235426364847   整理番号:16A1358025

ユレイライト中の炭素鉱物のその場観察,X線回折及びラマン分析:ユレイライト中のダイヤモンドの起源と形成メカニズム

In situ observation, X-ray diffraction and Raman analyses of carbon minerals in ureilites: Origin and formation mechanisms of diamond in ureilites
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資料名:
巻: 111  号:ページ: 252-269(J-STAGE)  発行年: 2016年 
JST資料番号: G0150B  ISSN: 1345-6296  CODEN: JMPSCA  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 英語 (EN)
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かんらん石中で様々な衝撃形状を示す16の単源的ユレイライト中の炭素鉱物について,光学顕微鏡・走査電子顕微鏡・X線粉末回折及びラマン分析によるその場観察を行った。自形の葉片状若しくはアメーバ状の石墨結晶は衝撃度の非常に低いユレイライト中に産し,ダイヤモンドを伴わない。低-,中-,高-衝撃度のユレイライト中では,ダイヤモンドは石墨と共在する。X線回折とラマン分析から,低衝撃度のユレイライト中ではダイヤモンドの結晶化度は比較的良く,高衝撃度のユレイライト中ではそのばらつきが大きいことが分かった。低衝撃度のユレイライト中でのダイヤモンドの形成は,10GPa以下での石墨の金属鉄を触媒とする固体状態での触媒変換の結果として生じる。一方,高衝撃度のユレイライト中のダイヤモンドは,12GPa以上の圧力下での触媒変換とともに生じる石墨の自発的変換によって形成される。低衝撃度のY-8448ユレイライト中の石墨(Gr)とダイヤモンド(Di)の間のEBSD分析で決定された結晶軸の相対的方位は,高衝撃度のGoalparaユレイライトからの炭素粒子中の石墨とダイヤモンドに観察されたものと同じである。金属鉄触媒は,固相状態での層間間隙への挿入後の石墨からダイヤモンドへの変換過程の際に石墨の6角炭素面の辷りや縮みを促進する。ユレイライト中の希ガスの系統分類は,ユレイライト中のダイヤモンドの起源が衝撃による形成であることと調和的である。(翻訳著者抄録)
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分類 (1件):
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流星,すい星,いん石 
引用文献 (62件):

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