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J-GLOBAL ID：201602237681979379   整理番号：16A1168681

振動台を用いたセミアクティブ制御のリアルタイム・ハイブリッド実験 中間階免震構造を対象とした実験手法の提案と検証

REAL TIME HYBRID TESTS OF SEMI-ACTIVE CONTROL USING SHAKING TABLE: Proposal and verification of test method for mid-story isolated buildings

著者 (4件)： 吉田昇平 (神戸大 大学院工学研究科) ,  藤谷秀雄 (神戸大) ,  向井洋一 (神戸大) ,  伊藤麻衣 (神戸大)
資料名： 日本建築学会構造系論文集  (Journal of Structural and Construction Engineering (Transactions of AIJ))
号： 729  ページ： 1821-1829  発行年： 2016年11月30日 
JST資料番号： F0393B  ISSN： 1340-4202  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 中間階免震構造を対象とし,振動台を用いたリアルタイム・ハイブリッド実験を提案し,その妥当性を検討した。免震層のMR回転慣性質量ダンパと上部構造を試験体とし,下部構造をコンピュータ内の質点系モデルでシミュレートするリアルタイム・ハイブリッド実験を実施した。振動台に指令された変位と再現された変位については,相関性は高く,RMS値も良く一致して再現性が高いとの結論を得た。加速度はRMS値の整合性は高いが,地震動によっては相関性がやや劣るケースもあった。セミアクティブ制御では,制御時間遅れを考慮することにより実験に近い解析結果を得ることができた。提案した実験システムの妥当性が検証された。

シソーラス用語： *耐震実験 ,  数値計算 ,  振動台試験 ,  *免震構造 ,  実時間処理 ,  最小二乗法 ,  アクティブ制御 ,  セミアクティブ制御 ,  *ハイブリッド実験 ,  *回転慣性質量ダンパー ,  中間階免震
準シソーラス用語： *ダンパ

分類 (1件)： 建築物の耐震,免震,制震,防振  (RB01035P)

引用文献 (15件)：

• 1) 日本建築学会:大振幅地震動と建築物の耐震性評価-巨大海溝型地震・内陸地震に備えて-,2013.9
• 2) 日本建築学会 : 免震構造設計指針,2013.11
• 3) 吉田和夫,藤尾忠洋:双線形最適制御理論とセミアクティブ免震制御への応用,日本機械学会論文集,Vol. 67, No. 656, pp. 96-102,2001.4
• 4) 藤井秀樹,樋渡健,藤谷秀雄:MRダンパーによる免震構造物のセミアクティブ制御実験-最適レギュレータ理論における重み係数の効果-,日本建築学会構造系論文集,No. 618,pp. 73-79,2007.8
• 5) 長島一郎,篠崎洋三,欄木龍大:可変オイルダンパーを用いた免震構造物のスライディングモード制御,日本建築学会構造系論文集,No. 649,pp. 511-519,2010.3

タイトルに関連する用語 (9件)： 振動台 ,  セミアクティブ制御 ,  リアルタイム ,  ハイブリッド実験 ,  中間階免震 ,  実験 ,  手法 ,  提案 ,  検証