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J-GLOBAL ID:201602238798767046   整理番号:16A1149755

南関東における有毒性小低木オニシバリDaphne pseudomezereum(ジンチョウゲ科Thymelaeaceae)の果実食者と種子捕食者

Fruit- and Seed-eating Agents for the Poisonous Shrub, Daphne pseudomezereum (Thymelaeaceae), in Southern Kanto District, Japan
著者 (1件):
資料名:
巻: 48  号:ページ: 1-11  発行年: 2016年09月30日 
JST資料番号: Z0691A  ISSN: 1348-5032  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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樹高1m程になる落葉性小低木オニシバリ(D.pseudomezereum)は,ジンチョウゲ科(Thymelaeaceae)に属する1種で,国内では福島県以西から九州中部にかけて暖温帯林に分布している。秋から春に葉を展開し,夏季に落葉する。早春に開花し,6月前後に楕円形の成熟果実をつける。果実は殻に包まれた種子を1個だけもち,未成熟果実は緑色,成熟果実は赤色を呈する。今回,植物の繁殖生態,さらに果実を巡る植物と動物の相互関係という観点から,有毒性小低木オニシバリの果実採食者を明らかにする目的で,南関東丹沢山地の林内に自生する個体群を対象として野外調査を行った。調査は2014年と2015年の5月中旬から6月中旬にかけて,カメラの撮影記録で行った。撮影された鳥類は,ハシブトガラス,シジュウカラ,ヒヨドリ,オオルリ及びカワラヒワの5種であったが,実際にオニシバリの果実を採食していたのはヒヨドリとカワラヒワの2種のみであった。しかし,両者の採食形態は大きく異なり,ヒヨドリは果実本体を採食し,カワラヒワは果実内の種子を採食していた。
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異種生物間相互作用 
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