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J-GLOBAL ID:201602241252503910   整理番号:16A0753476

Na+超イオン伝導性ケイリン酸塩ガラスセラミック レビュー

Na+ superionic conducting silicophosphate glass-ceramics - Review
著者 (3件):
資料名:
巻: 285  ページ: 143-154  発行年: 2016年02月 
JST資料番号: B0096B  ISSN: 0167-2738  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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本レビューでは,適当な組成パラメータ,種々の希土類元素Rの組成式Na3+3x-yR1-xPySi3-yO9を利用し,合成したNa5YSi4O12(N5)型構造を持つNa+超イオン伝導性ガラスセラミックに関する一連の研究を述べた。N5型ガラスセラミックの結晶化では,Na24-3xYxSi12O36ファミリーに構造上,属するその関連体(Na3YSi3O9(N3)とNa9YSi6O18(N9)型ガラスセラミック)が,低温で前駆体相として結晶化すると分った。N5単相ガラスセラミックを生成するため,リンと希土類元素両濃度が重要であると分った。準安定なN3やN9相のNa+超イオン伝導性を有する安定なN5相への相転移に関する反応動力学研究により,組成の意味を評価した。xとyの可能な組合せは,Rイオン半径が増加するにつれ,超イオン伝導性相結晶化に向け,より制限されるようになる一方,Na+伝導性は,より大きなRのガラスセラミックでより増強された。これらの結果を,構造と伝導機構の観点から検討した。また,結晶化の加熱条件に依存する伝導性に及ぼす微細構造の影響も検討した。これらの影響を,粒界の透過型電子顕微鏡構造形態に加え粒界伝導性と関連づけ理解した。また,ガラスセラミックNa+超イオン伝導体の構造制御に関する最近の研究も紹介した。亀裂のないN5型ガラスセラミックの伝導性と調製に準拠し,結晶化の最適条件を検討した。N5型ガラスセラミックのイオン伝導性に関し,四面体酸素配位構造で,種々の元素によりSi置換,また種々のR元素によるY置換の影響も,各検討した。加えて,電場におけるガラスのバイアス結晶化による構造制御の結果も示した。Copyright 2016 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (5件):
分類
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ガラスの性質・分析・試験  ,  固体中の拡散一般  ,  その他の無機化合物の電気伝導  ,  二次電池  ,  固相転移 
タイトルに関連する用語 (4件):
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