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J-GLOBAL ID:201602242251831297   整理番号:16A0425595

スペイン南東部,ソルバス盆地における前期メッシニアン期の古海洋環境の復元:有孔虫化石に基づいて

Reconstruction of marine environment during early Messinian Period in Sorbas Basin, southeast Spain: on the basis of foraminiferal fossil
著者 (6件):
資料名:
巻: 70  号:ページ: 45-64  発行年: 2016年04月25日 
JST資料番号: F0193A  ISSN: 0366-6611  CODEN: CKKAA8  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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メッシニアン期の間,蒸発岩が古地中海に広く堆積した。南東スペインのソルバス盆地は,大西洋と地中海の間のジブラルタル海峡の近くに位置し,古地中海の一部であった。この盆地における前期メッシニアン期の間の古環境を復元するために,ソルバス盆地に分布するトゥレ層アバッド部層産の浮遊性および底生有孔虫群集の変化を調査した。アバッド部層の基底部からのGloborotalia miotumidaの産出および本部層中部でのこの種の消滅は,本部層の基底が7.246Maより新しく,そして下半部が6.506Maよりも古いことを示唆する。Neogloboquadrina acostaensisの巻き方向は,アバッド部層の大部分が6.337Maより古いことを示唆する。浮遊性有孔虫の群集変化に基づくと,アバッド部層の堆積の間に以下の表層環境が繰り返し出現した;混合層が浅く温暖,混合層が浅く冷涼,混合層が深く冷涼。この環境変化は,Sierro et al.(2003)により提唱された表層水の周期的変化を表すかも知れない。表層水の塩分は,アバッド部層堆積の間に増加した。底生有孔虫に基づいて,底層環境も復元した。長期的には,底層では,恐らくそれぞれソルバス海盆の隆起および底層水の停滞により引き起こされた古水深の減少と深層水の貧酸素化が起こっていた。(著者抄録)
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分類 (2件):
分類
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第三紀  ,  堆積環境,層相 
引用文献 (26件):
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