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J-GLOBAL ID：201602242324207791   整理番号：16A1277142

製鋼スラグの電気パルス粉砕特性

The Pulverizing Characteristics of Steelmaking Slag by Electrical Disintegration

著者 (3件)： 久保裕也 (福岡工大) ,  宮原文椰 (福岡工大) ,  宮原文椰 (大阪製鐵)
資料名： 福岡工業大学エレクトロニクス研究所所報  (Reports of the Electronics Research Laboratory, Fukuoka Institute of Technology)
巻： 33  ページ： 63-66  発行年： 2016年10月31日 
JST資料番号： Y0948A  ISSN： 0911-050X  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 製鋼時の脱リン処理で発生するスラグの再利用のため,スラグ中のリン濃縮相及び鉄濃縮相の磁気分離の前処理としてのスラグ破砕に,電気パルス粉砕法を適用した場合の粉砕条件の影響を検討した。Ca₃(PO₄)₂,CaCO₃及びその外の試薬を原料として合成した模擬スラグを作製し,電気パルス粉砕実験を行った。3lの水中に10~100gの模擬スラグを浸漬し極間距離,周波数,電圧及びパルス印加回数を変化させて粉砕し,分級した試料を3Dレーザ顕微鏡で観察した。粉砕粒径が32~74μmの範囲ではリン濃縮相及び鉄濃縮相の単独粒子が多く観察され,選択粉砕が促進された。32μm以下の場合にはスタンプミルと同様に片状粒子が認められ,選択粉砕が有効な粒径に限界があった。

シソーラス用語： *製鋼スラグ ,  溶銑処理 ,  *脱リン ,  *粉砕 ,  *電磁パルス ,  粒度依存性 ,  微粒子 ,  *磁力分離 ,  *前処理 ,  *リン酸カルシウム ,  *炭酸カルシウム ,  有用物質回収 ,  循環 ,  選択性 ,  磁性微粒子 ,  *電気パルス粉砕 ,  資源循環 ,  *除去
準シソーラス用語： 資源リサイクル

分類 (2件)： 製鋼  (WD01060A) ,  鉱石の粉砕  (UA07040J)

タイトルに関連する用語 (2件)： 製鋼スラグ ,  電気パルス粉砕