文献
J-GLOBAL ID:201602242595193295   整理番号:16A0873569

V2O5-WO3/TiO2触媒とNH3によるNOの選択的接触還元(SCR)に対する触媒合成方法の影響

Influence of catalyst synthesis method on selective catalytic reduction (SCR) of NO by NH3 with V2O5-WO3/TiO2 catalysts
著者 (8件):
資料名:
巻: 193  ページ: 141-150  発行年: 2016年09月15日 
JST資料番号: W0375A  ISSN: 0926-3373  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
NO/NH3/O2SCRに対するV2O5-WO3/TiO2触媒の分子構造,表面酸性度及び触媒活性を2種の異なる合成法について比較した:水性バナジウムおよびタングステン酸化物前駆体とTiO(OH)2との共沈法と,参照結晶性TiO2担体(P25;基本的にアナターゼ相)上への水性前駆体の初期湿式含浸法である。XRDによるバルク分析では,共沈法は小さなあるいは不ぞろいのTiO2(アナターゼ)粒子をもたらし,VOxおよびWOxは,バルクチタニア格子と固溶体を形成しなかった。高感度-低エネルギーイオン散乱法(HS-LEIS)による共沈触媒の表面分析ではVOxとWOxが共沈触媒で表面偏析していることが分かった。in situRaman及びIR分光法では,バナジウムおよび酸化タングステン成分が,TiO2担体の上で,表面モノ-オキソO=VO3およびO=WO4サイトとして存在していることがことが分った。共沈法は,TiO2担体の表面欠陥に結合しているように見受けられる新しいモノ-オキソ表面VO4およびWO4サイトも形成していることが初めて示された。化学吸着したアンモニアのIR分析は,Lewis酸点上の表面NH3*とBroensted酸点上の表面NH4+*の両方が存在することを示していた。TPSR分光法は,特定のSCR反応速度はレドックス表面VO4種によって支配されること,および表面反応速度は,TiO2合成法あるいは表面WO5サイトの存在に関係しないことを示した。SCRの反応の検討では,表面WO5サイトは~325°C以下で最小限の活性を有しており,その主な機能はアンモニアの吸着能力を増やすことにあることが分かった。SCR活性と表面酸性度の間の関係は見出だせなかった。SCRの反応は~200°Cで反応を開始する表面VO4サイトによって制御されている。共沈触媒は常に対応する含浸法触媒よりも活性であった。共沈法触媒のより高い活性はアンモニア吸着容量を増加させるTiO2担体上の欠陥に付随する新しい表面WOxサイトの存在によるものである。Copyright 2016 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

準シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

著者キーワード (18件):
分類 (2件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
その他の触媒  ,  有害ガス処理法 

前のページに戻る