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J-GLOBAL ID:201602242794816404   整理番号:16A0800307

コンクリートと異分野との融合/5.これからのコンクリートと異分野の繋がり 放射線遮蔽コンクリートのリスク評価体系構築を目指した基礎研究

著者 (4件):
資料名:
巻: 54  号:ページ: 965-970  発行年: 2016年09月01日 
JST資料番号: S0301A  ISSN: 0387-1061  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 解説  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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特集「コンクリートと異分野との融合」である。ここでは,第5章「これからのコンクリートと異分野の繋がり」の3節として,放射線遮蔽コンクリートのリスク評価体系構築を目指した基礎研究について紹介する。コンクリートはひび割れ等の損傷の発生が避けられない材料であるため,損傷部からの放射線透過による遮蔽性能劣化リスクを持っている。ひび割れ深さ方向の表面粗さがガンマー線遮蔽性能劣化に及ぼす影響を評価した。実験に用いた遮蔽容器は容積1リットルの箱型であり,密度4.94の高密度モルタルを用いて作製した。容器の蓋板に損傷部(ひび割れ深さ方向)の表面粗さとして,スリット形状を設けた。放射能汚染物のサンプルとして,福島県内における放射能汚染土を採取した。容器に線源を格納し,スリットを設けた蓋をし,蓋の上部において線源から発せられるガンマー線を放射能測定機を用いて計測した。その結果,スリット幅が拡大するにつれて,線量率が増大した。モンテカルロ法を用いた遮蔽解析を行い,ガンマー線透過率とスリット幅の関係について解析値と実験値を比較した。遮蔽性能劣化を的確に評価するために,より広範な実験と解析が必要である。
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分類 (2件):
分類
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建築物のその他の絶縁  ,  モルタル,コンクリート 
引用文献 (7件):

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