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J-GLOBAL ID:201602244340903434   整理番号:16A1363570

新規に発見されたアラビノキシラン特異的アラビノフラノヒドロラーゼ.各種グリコシルヒドロラーゼファミリーからのキシラナーゼとの相乗的作用

A newly discovered arabinoxylan-specific arabinofuranohydrolase. Synergistic action with xylanases from different glycosyl hydrolase families
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資料名:
巻: 100  号:ページ: 1743-1751  発行年: 2016年02月 
JST資料番号: H0764A  ISSN: 0175-7598  CODEN: EJABDD  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: ドイツ (DEU)  言語: 英語 (EN)
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Bacillus sp.BP-7からのアラビノフラノシダーゼAbf43Aは新規に発見されたアラビノキシランアラビノフラノヒドロラーゼ(AXH)である。この酵素はGH43触媒ドメイン及びCBM6ファミリーの炭水化物結合モジュールからなるモジュール型酵素である。組換体Abf43Aは精製酵素が10.6±3.3mg/mlのKm及び29.2±3.4U/mgのVmaxを示した優先的基質のライムギアラビノキシランであるアラビノキシランに対して高い活性を有していた。加水分解産物の薄層クロマトグラフィー分析はその基質から酵素により放出された唯一の糖質としてアラビノースを示した。酵素のGH43及びCBM6モジュールを個別にクローン化し,大腸菌にて発現した。分離した触媒性GH43モジュールは加水分解活性を示さなかったのに対して精製CBM6が親和性ゲル電気泳動分析にて可溶性アラビノキシランに結合した。アラビノキシラン解重合に対するアラビノフラノシダーゼAbf43Aと,GH10,GH11及びGH30ファミリーからのキシラナーゼ(Paenibacillus barcinonensis由来のXyn10A,Xyn11E及びXyn30D)との協同活性の評価は検討した酵素がXyn11Eとの相乗作用で,糖質放出量にて2.54倍増加を示したこと,を明らかにした。一方,Abf43Aは評価したGH10ファミリーのキシラナーゼと相乗作用を示さなかった。特性化した酵素はアラビノキシランの触媒的解重合におけるこのクラスの酵素の役割,並びにこれらの大量の植物高分子からの貴重なキシロオリゴ糖の生産の可能性を理解することに寄与する。Copyright 2015 Springer-Verlag Berlin Heidelberg Translated from English into Japanese by JST.
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著者キーワード (4件):
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酵素生理  ,  酵素一般  ,  遺伝子発現 
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