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J-GLOBAL ID：201602245779038558   整理番号：16A1149907

ソフトウェアルータを用いた学術会議のための一時的なインターネット接続基盤構築の実践~WISSの例~

著者 (3件)： 中村嘉志 (国士舘大) ,  瀬川典久 (京都産大) ,  丸山一貴 (明星大)
資料名： 情報処理学会デジタルプラクティス(Web)  (Journal of Digital Practices (Web))
巻： 7  号： 4  ページ： 407-416 (WEB ONLY)  発行年： 2016年10月15日 
JST資料番号： U0569A  ISSN： 2188-4390  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 学術会議において参加者にインターネット接続サービスを提供することは必須の要件となりつつある。しかし中小規模の会議の運営は,人的および資金的に余裕があるとは言えないため,ネットワークインフラストラクチャの設計と敷設,運用,撤去をネットワーク技術者という観点においてアマチュアである運営委員が行わなければならないことがしばしばである。しかしそれを実践することは必ずしも容易ではない。本稿は,参加者数200人規模,接続機器数400台規模で,ホテルなど一般の宿泊施設を利用して2泊3日の合宿形式で毎年一回開催されるIT系学術ワークショップ,通称WISSでの5年間の運用経験を基に,会議用の一時的なネットワークインフラストラクチャの構築と運用がなぜ容易ではないのかの背景と理由を学術会議運営の側面から示し,問題点を明らかにした上でその解決法の1つとしてソフトウェアルータを用いた方法論と実践結果について述べる。(著者抄録)

シソーラス用語： *会議 ,  *ルータ【通信】 ,  *インターネット ,  *インフラストラクチャー ,  *情報サービス ,  *回線接続 ,  行動 ,  *情報収集 ,  学協会 ,  助成
準シソーラス用語： *学術会議 ,  ソフトウェアルータ ,  ネットワーク基盤 ,  インターネットアクセス ,  イベント【催し】 ,  ワークショップ【集会】

分類 (2件)： 情報サービス  (AC08000K) ,  その他の計算機利用技術  (JE14000C)

引用文献 (10件)：

• 武田英明,松尾 豊,濱崎雅弘,沼 晃介,中村嘉志,西村拓一: イベント空間におけるコミュニケーション支援,電子情報通信学会誌,Vol.89, No.3, pp.206-212 (2006).
• 中島秀之:論文誌等の完全オンライン化の意義,情報処理学会誌, Vol.48, No.12, pp.1315-1316 (2007).
• 情報処理学会プレスリリース:学術コンテンツを広く世に届けるため,情報処理学会とニコニコが提携,http://www.ipsj.or.jp/release/niconico_partnering.html (2015)(2016 年4 月26 日現在).
• 後藤真孝:WISS 2010 とWISS 2011 での改革,コンピュータソフトウェア,Vol.29, No.4, pp.3-8 (2012).
• 中山貴夫:拡張性を考慮したWiMAX ルータによるイベントネットワーク構築,情報処理学会研究報告(IOT-24),No.31 (2014).

タイトルに関連する用語 (7件)： ソフトウェア ,  ルータ ,  学術 ,  会議 ,  インターネット ,  基盤 ,  構築