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J-GLOBAL ID：201602247645109964   整理番号：16A0475866

国内市販食用塩の品質調査-主要商品の傾向-

Quality Survey of Edible Salt Sold in Japan: Trends Among Major Products

著者 (2件)： 藤居東奈 (塩事業セ 海水総研) ,  野田寧 (塩事業セ 海水総研)
資料名： 日本調理科学会誌  (Journal of Cookery Science of Japan)
巻： 49  号： 3  ページ： 195-207  発行年： 2016年06月05日 
JST資料番号： Y0637A  ISSN： 1341-1535  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 国内市販食用塩について,消費者に身近な商品として,販売数量の多い主要商品の主成分,微量成分等を分析し,品質調査を5年間実施した。包装表示から,全体の7割以上の商品で添加物が使用されていなかった。容器形状は,袋が約7割,ボトルおよびスタンドパウチが約3割であった。主要商品は,主に,原材料および採かん工程の組み合わせが「海水・イオン膜」と「天日塩・溶解」の2種類の製造方法によりつくられていた。日本の代表的な食用塩である湿塩の平均値を算出した。この湿塩の平均値を指標とすることで,各商品の特徴を視覚的に図示することが可能となった。微量成分については,添加物や製造方法により検出される成分がみられた。5年間で主要商品に大きな変化がみられなかったことから,これらの主要商品の湿塩の平均値は,今後様々な調査において活用できると考えられた。以上より,日本の国内市販食用塩の主要商品の特徴が示唆された。(著者抄録)

シソーラス用語： *食塩 ,  品質 ,  食品成分 ,  食品分析 ,  食品包装 ,  製塩 ,  日本 ,  消費財 ,  製品 ,  品質表示 ,  食品添加物 ,  微量成分 ,  粒径 ,  結晶形態
準シソーラス用語： 結晶形 ,  公正マーク ,  市販品 ,  湿塩 ,  食品表示 ,  食品品質 ,  品質調査

分類 (1件)： 調味料,香辛料  (FJ10010W)

タイトルに関連する用語 (4件)： 塩 ,  品質調査 ,  商品 ,  傾向