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J-GLOBAL ID：201602247949526321   整理番号：16A0848401

再現可能な腫瘍細胞切除用のゼラチン/Fe₃O₄複合足場調製の改善

Preparation of gelatin/Fe₃O₄ composite scaffolds for enhanced and repeatable cancer cell ablation

著者 (5件)： Zhang Jing (International Center for Materials Nanoarchitectonics, National Institute for Materials Science, 1-1 Namiki, Tsukuba, Ibaraki 305-0044, Japan. [e-mail]) ,  Li Jingchao ,  Chen Shangwu ,  Kawazoe Naoki ,  Chen Guoping
資料名： Journal of Materials Chemistry B. Materials for Biology and Medicine  (Journal of Materials Chemistry B. Materials for Biology and Medicine)
巻： 4  号： 34  ページ： 5664-5672  発行年： 2016年09月14日 
JST資料番号： W2382A  ISSN： 2050-750X  CODEN： JMCBDV  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 様々なナノ材料が高い光熱変換効率のために,腫瘍細胞の光熱切除について広く研究されてきた。しかし貧弱な標的特異性とナノ材料の低い繰り返し加熱効率が臨床における用途を制限する。本研究で,多孔性ゼラチン/酸化鉄(ゲル/Fe₃O₄)複合足場を効率的かつ再現可能な腫瘍細胞切除の簡単な氷粒子テンプレート法によって調製した。ゲル/Fe₃O₄複合足場は大きな孔と相互接続した小さな孔からなる制御された多孔性構造を示した。近赤外(NIR)領域の強い吸収はNIRレーザ照射下で速やかに局所的な温度を上昇させるゲル/Fe₃O₄複合足場を可能にした。本複合足場は良好な生体適合性を示し細胞の接着と増殖を可能にした。レーザ照射中に足場に封入した腫瘍細胞を効率的に死滅させた。またゲル/Fe₃O₄複合足場の治療効果を繰り返しレーザ照射処理によって促進でき,腫瘍の抵抗性と再発性のために,臨床用途で重要である。結果は多孔質ゲル/Fe₃O₄複合骨格が良好な生体適合性と優れた腫瘍細胞の切除効果を有することを示し,腫瘍治療用途の多孔質足場を使用する魅力的な方法を提供する可能性がある。Copyright 2016 Royal Society of Chemistry All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST

シソーラス用語： 腫瘍細胞 ,  *腫瘍切除 ,  近赤外線 ,  生体適合性 ,  細胞接着 ,  細胞増殖 ,  *レーザ照射 ,  性質 ,  再発 ,  *細胞結合 ,  調製 ,  *切除術 ,  結合 ,  *細胞生理学的現象
準シソーラス用語： *多孔性ゼラチン/酸化鉄複合足場 ,  氷粒子テンプレート法 ,  *光熱切除 ,  近赤外 ,  治療抵抗性

分類 (2件)： 細胞生理一般  (EF02010S) ,  腫ようのその他の治療法  (GE03036S)

タイトルに関連する用語 (4件)： 腫瘍細胞 ,  ゼラチン ,  足場 ,  調製