抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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中国・内モンゴル自治区における経済発展と家畜飼養をめぐる動きを紹介した。この地区では砂漠化など環境問題が深刻化したため2001年以降政府により放牧禁止政策がとられたが,牧畜民の資本調達の困難さから畜舎を用いた動物飼養は困難である。この砂漠化の原因として,人口増加,伐採などの乱開発,過放牧などがあげられる。1999年には「西部大開発」という経済政策がとたれ,経済的に遅れたこの地域にインフラ設備の建設加速,生態環境保護の強化などの政策をとって開発投資を促進する動きがある。また「退耕還林・還草」政策により生態環境の保護・改善をめざしている。