文献
J-GLOBAL ID:201602251845032519   整理番号:16A1117272

化学物質検知能力強化のための,ナノスケール炭素ドットを埋め込んだ金属-有機フレームワークの室温におけるワンポット合成

One-pot synthesis of nanoscale carbon dots-embedded metal-organic frameworks at room temperature for enhanced chemical sensing
著者 (6件):
資料名:
巻:号: 41  ページ: 15880-15887  発行年: 2016年11月07日 
JST資料番号: W0204B  ISSN: 2050-7488  CODEN: JMCAET  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
ユニークな特長を持った金属-有機フレームワーク(MOFs)は様々な応用の候補として大きな関心を集めている。ほかの材料とMOFsの統合は単にMOFs機械的,電気的特性をさらに強化するだけでなく,驚くべきことにいくつかの新しい機能をもたらす;したがってこの分野におけるさらなる研究への興味が増加し,MOF-多孔性炭素,MOF-カーボンナノチューブ,MOF-グラファイトまたは酸化グラフェンさらにMOF-炭素繊維を含む様々な複合体が開発されてきた。本研究において,我々は高度に発光性の炭素ドットを埋め込んだ金属-有機フレームワーク(CDs@MOF)材料を報告する。このCDs@MOF複合体は,高い量子収率で炭素ドット(CDs)をゼオライトイミダゾールフレームワーク-8(ZIF-8)成長媒体に導入することによって,容易なワンポットルートで合成した。この方法により反応中にCDsを直接にフレームワークに取り込むこと可能となった。このようにして得れたZIF-8はターゲットとなる分析物を選択的に捕獲し濃縮するための吸着材として扱われ,CDsはZIF-8と目的分子との結合性相互作用を選択的かつ高感度に検出する触覚として作用し,さらにこれらの化学作用を検知可能な蛍光シグナルへと変換する。したがって生じたCDs@ZIF-8はケルセチン(QCT)に対して,取り込まれた高度に蛍光を発するCDsに由来する優れた蛍光選択性と感度を示す。さらにミクロ多孔性MOFs要素はQCTを濃縮を示し,それらがさらに蛍光感度を増加させる。さらにQCTは0.01~50.0μMという広い濃度範囲で3.5nM<の低いLODで検出可能であった。Copyright 2017 Royal Society of Chemistry All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

準シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

分類 (3件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
分析機器  ,  分子化合物  ,  六員環を含むその他の炭素縮合二環化合物 

前のページに戻る