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J-GLOBAL ID:201602254122391452   整理番号:16A1215462

皇居におけるタヌキの食性の長期変動

Long-term Trends in Food Habits of the Raccoon Dog, Nyctereutes viverrinus, in the Imperial Palace, Tokyo
著者 (4件):
資料名:
巻: 42  号:ページ: 143-161  発行年: 2016年08月22日 
JST資料番号: S0395B  ISSN: 1881-9052  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 英語 (EN)
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皇居におけるタヌキの食習慣を,5年間の長期傾向に焦点を合わせた糞分析によって検査した。植物種子の合計95の分類群(属または種として同定された58の分類群を含む)を,164週の調査で採取した163の糞から検出した。それらの間で,8つの分類群を皇居におけるタヌキの食料源として選択した。これらの分類群の摂取は,季節的遷移,すなわち,1月にはAphananthe aspera(ムクノキ),2月にはIdesia polycarpa(イイギリ),5月~7月にはRubus hirsutus(クサイチゴ(草苺),5月と6月にはCerasus種,6月にはクワ属種,7月と8月にはMachilus thunbergii(タブノキ),9月~12月から次の1月にはAphananthe aspera(ムクノキ),そしてまた9月にはFicus erecta(イヌビワ),および12月にはCeltis sinensis(エノキ)を示した。3月と4月には,植物収穫はかなり乏しく,したがって,タヌキはGinkgo biloba(イチョウ)およびFagaceae(ホソバガシワ)科の内面胚乳を摂取して,糞からの破壊種皮によって観察されるような不十分な栄養を供給する。これらの春食物は,2010年6月~2013年12月の付随研究で示した動物食料源によってさらに補給された。主な食習慣でのこれらの傾向は,5年間殆ど一貫してあり,その結果,安定した食料供給が皇居におけるタヌキの個体群の維持を可能にすると考えられる。(翻訳著者抄録)
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個体群生態学 
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