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J-GLOBAL ID:201602254123704059   整理番号:16A1326050

ラットにおけるジエチルヘキシルフタラート(DEHP)誘発精巣障害とブドウ種子抽出物の防御機構

Mechanism of diethylhexylphthalate (DEHP) induced testicular damage and of grape seed extract-induced protection in the rat
著者 (3件):
資料名:
巻: 90  ページ: 64-75  発行年: 2016年04月 
JST資料番号: B0937A  ISSN: 0278-6915  CODEN: FCTOD7  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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本研究の目的はジエチルヘキシルフタレート(DEHP)の可能的新規メカニズムとしてDEHP曝露ラット精巣ミトコンドリア生存率および脂質過酸化に及ぼす影響と,ブドウ種子抽出物(GSE)がDEHP曝露精巣ミトコンドリア機能に対する有益効果を決定することである。60匹の雄アルビノラットをグループI:コントロール,グループII:30日間ジエチルヘキシルフタレート(DEHP)(1日500mg/kg経口)投与,グループIII:同一用量DEHPとGSE(プロアントシアニジン)(100mg/kg体重)併用投与の3グループ(n=20)に分けた。DEHP投与はコントロールと比較して精巣ミトコンドリア生存率,アンドロゲン受容体(AR)mRNA発現,テストステロンホルモンを有意に低減し,INOS mRNA発現を増強した。また還元グルタチオン(GSH)濃度,グルタチオンレダクターゼ(GR),スーパーオキシドジスムターゼ(SOD),カタラーゼ活性が低下し,脂質過酸化(LPO)およびDNA断片化が増加した。同時に,精巣および精巣上体重量および体積が実質的に減少し,精液状態がかなり変化した。ブドウ種子抽出物(GSE)はミトコンドリア生存率を増加させてDEHPの毒性効果を緩和し,脂質過酸化を低減し,精巣抗酸化活性を増強した。本結果を組織病理学的および免疫組織化学的研究によって確認した。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (4件):
分類
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有機化合物の毒性  ,  可塑剤,軟化剤  ,  生薬の薬理の基礎研究  ,  泌尿生殖器の基礎医学 

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