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J-GLOBAL ID：201602254424506122   整理番号：16A1268757

光子作動キーとのジアリールエテンのゲート化フォトクロミック系

Gated Photochromic System of Diarylethene with a Photon-Working Key

著者 (6件)： MAHVIDI Sadegh (Yokohama National Univ., Yokohama, JPN) ,  TAKEUCHI Sakiko (Yokohama National Univ., Yokohama, JPN) ,  KUSUMOTO Sara (Yokohama National Univ., Yokohama, JPN) ,  SATO Hiroyasu (Rigaku Corp., Tokyo, JPN) ,  NAKAGAWA Tetsuya (Yokohama National Univ., Yokohama, JPN) ,  YOKOYAMA Yasushi (Yokohama National Univ., Yokohama, JPN)
資料名： Organic Letters  (Organic Letters)
巻： 18  号： 19  ページ： 5042-5045  発行年： 2016年10月07日 
JST資料番号： W1171A  ISSN： 1523-7060  CODEN： ORLEF7  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 短報  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： フォトクロミズムを示さないジアリールエテン誘導体を可視光照射によりプロトンを供与するメロシアニン系光酸発生剤と組み合わせた新しいゲート化フォトクロミック系の開発を報告した。電子供与性ジメチルアミノ基と電子受容性ニトロ基をそれぞれのアリール机上に有するベンゾチオフェンと縮合したシクロペンテン誘導体のジアリールエテン誘導体(1o)を分子設計し合成した。1oはアセトニトリル中でフォトクロミズム性を示さないが,プロトン化することによりフォトクロミズム性を発現した。この1oを450nmの可視光照射によりプロトンを発生するメロシアニン染料(2mc)と組み合わせた系は可視光照射で2mcが発生するプロトンを1oがトラップしてフォトクロミズム性を発現するゲート化フォトクロミック系を実現した。この系は照射光の波長を選択することでフォトクロミズム性の発現,消失を制御することができた。

シソーラス用語： *オレフィン化合物 ,  *芳香族炭化水素 ,  芳香族縮合化合物 ,  硫黄複素環化合物 ,  窒素複素環化合物 ,  *フォトクロミズム ,  光酸発生剤 ,  メロシアニン染料 ,  *ジアリールエテン ,  ベンゾチオフェン誘導体 ,  インドール類
準シソーラス用語： インドール誘導体

分類 (2件)： その他の光学的効果  (BM08040H) ,  ピロールの縮合誘導体  (CF07077C)

物質索引 (3件)： 3,3,4,4,5,5-ヘキサフルオロ-1-[2-(4-ニトロフェニルエチニル)ベンゾ[b]チオフェン-3-イル]-2-[2-メチル-5-[4-(ジメチルアミノ)フェニル]-3-チエニル]シクロペンテン ,  2-[2-(5-tert-ブチル-2-ヒドロキシフェニル)エテニル]-5-フルオロ-3,3-ジメチル-1-(3-スルホナトプロピル)-3H-インドール-1-イウム ,  6′-tert-ブチル-5-フルオロ-1-ヒドロ-3,3-ジメチル-1-(3-スルホナトプロピル)スピロ[1H-インドール-2(3H),2′-[2H-1]ベンゾピラン]-1-イウム

タイトルに関連する用語 (5件)： 光子 ,  キー ,  ジアリールエテン ,  ゲート ,  フォトクロミック