文献
J-GLOBAL ID:201602254612387575   整理番号:16A0551608

4種類の電気柵による牧草地へのニホンジカ侵入防止効果の比較

Effectiveness of four electric fences for preventing Sika deer entry into meadows
著者 (11件):
資料名:
巻: 51  号:ページ: 39-49  発行年: 2016年06月20日 
JST資料番号: G0627B  ISSN: 0389-1763  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
牧草地へのシカの侵入を防止する効果を4種類の電気柵(ポリワイヤ2種類,高張力鋼線,網型ポリワイヤ)で比較した。センサカメラの撮影結果を用いて,牧草地へのシカ侵入日数の割合を電気柵無設置の対照区と比較した結果,4種類の電気柵はいずれも有意な侵入防止効果を示した。とりわけ高張力鋼線電気柵および網型ポリワイヤ電気柵が高い侵入防止効果を示し,網型ポリワイヤ電気柵では4年にわたり効果が持続した。この高い侵入防止効果には電気柵の強度および電牧線を設置する高さと位置が影響したと考えられる。長期使用による経済性を考慮すると,耐久性の高い高張力鋼線電気柵を選択し,最上段を140cm以上の高さとし,45cm程度の高さに張り出し線を設置する方法が推奨される。(著者抄録)
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

準シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

分類 (2件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
物理的防除一般  ,  有害動物による植物被害一般 
引用文献 (15件):
  • 1) 安藤元一・椎野 綾・鳥海沙織(2012):野生動物調査用センサーカメラの機種間性能比較, 東京農業大学農学集報 56;206-268.
  • 2) Benjamini, Y. and Y. Hochberg (1995) : Controlling the false discovery rate: a practical and powerful approach to multiple testing, Journal of the Royal Statistical Society. Series B 57; 289-300.
  • 3) Honda, T., Miyagawa, Y., Ueda, H. and M. Inoue (2009) : Effectiveness of newly-designed electric fences in reducing crop damage by medium and large mammals, Mammal Study 34 ; 13-17.
  • 4) Honda, T., Kuwata, H., Yamasaki, S. and Y. Miyagawa (2011) : A low-cost, low-labor-intensity electric fence effective against wild boar, sika deer, Japanese macaque and medium-sized mammals, Mammal Study 36 ; 113-117.
  • 5) 井上雅央・金森弘樹(2006):山と田畑をシカから守る-おもしろ生態とかしこい防ぎ方, 農山漁村文化協会, 東京, pp.1-134.
もっと見る
タイトルに関連する用語 (4件):
タイトルに関連する用語
J-GLOBALで独自に切り出した文献タイトルの用語をもとにしたキーワードです

前のページに戻る