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J-GLOBAL ID:201602254856500454   整理番号:16A0608847

滅菌処理した表面微細凸凹寒天培地による有害赤潮藻類の培養

Culturing of the harmful algae on the sterilized micro-bumpy agar plate media.
著者 (6件):
資料名:
巻: 64  号:ページ: 89-93  発行年: 2016年07月10日 
JST資料番号: Y0347A  ISSN: 0038-1578  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 短報  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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これまでに寒天培地を用いた有害赤潮藻類の培養がいくつかの種で試みられているが,増殖可能な種は限られている。Kimuraら(2013)のマイクロレベルの凹凸を設ける表面微細凸凹寒天培地による新手法は,微細な”くぼみ”状の液相画分において淡水産珪藻類の分離培養に有効なことが判明しつつある。本研究では,代表的な有害赤潮藻類の固体培養の実現に向けて,表面凸凹寒天培地の滅菌化を図り,各種有害藻類の固体培養に対する当該培地の応用可能性を検討した。表面凸凹寒天培地で培養が可能なことが判明しているChaetoceros tenuissimusを対照とし,ノリの色落ちを起すAsteroplanus karianusとRhizosolenia setigera,魚介類の大量斃死を起すChattonella marina,Heterosigma akashiwo及びHeterocapsa circularisquamaについて培養試験した。その結果,A.karianus,H.akashiwo及びH.circularisquamaが,培地表面上の多数の微細な”くぼみ”を埋め尽くすように増殖した。本研究により,この培地を用いることでいくつかの有害赤潮珪藻・鞭毛藻類の固体培養が可能と考えられた。
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分類 (2件):
分類
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プランクトン  ,  微生物,組織・細胞培養による物質生産一般 
引用文献 (8件):
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