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J-GLOBAL ID:201602255128090391   整理番号:16A0842105

海水逆浸透(SWRO)膜のファウリングを引き起こす有機物の重要な画分

Important fractions of organic matter causing fouling of seawater reverse osmosis (SWRO) membranes
著者 (4件):
資料名:
巻: 390  ページ: 72-80  発行年: 2016年07月15日 
JST資料番号: B0934A  ISSN: 0011-9164  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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本研究では,海水淡水化における逆浸透(RO)膜ファウリングの要因である有機物を調べた。加えて,深刻な膜ファウリングを引き起こすファウリング有機画分を効率的に取り除く前処理について調べた。パイロット規模の砂濾過機の連続運転の結果は,液体クロマト-有機炭素測定(LC-OCD)によって測定された透明細胞外重合物質粒子(TEP)および生体高分子のような,特定の有機画分濃度における変化が総合水質指標(すなわち,全有機炭素(TOC)濃度あるいは溶存有機炭素(DOC)濃度)によって評価することができないことを示している。加えて,膜ファウリングの程度における変化は総合TOC濃度およびDOC濃度によって説明できない。本研究で調べた水質指標の中で,比較的大きな粒度(すなわち,>1.0μm)をもつTEPの濃度および励起-蛍光マトリックス(EEM)スペクトル解析によって検出される蛋白質様有機物の含有量はRO膜ファウリングレベルと良好な相関関係をもっている。本研究で得られた結果は,海水に含まれているTEPや蛋白質様化合物類を効率的に除去できる前処理法の開発がRO膜を利用する海水淡水化施設の安定運転にとって重要であることを強く示唆している。Copyright 2016 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (3件):
分類
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用水の物理的処理  ,  膜分離  ,  水質調査測定一般 
タイトルに関連する用語 (5件):
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