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J-GLOBAL ID：201602255168989373   整理番号：16A1033928

再度山永久植生保存区における植物群落の遷移に関する研究

著者 (3件)： 橋本佳延 (兵庫県人と自然の博物館) ,  武田義明 ,  小舘誓治 (兵庫県大 自然・環境科研)
資料名： 再度山永久植生保存地調査報告書  (Studies on Vegetation and Soil of the Permanent Nature Reserve Area in Mt. Futatabi)
巻： 9th  ページ： 3-101  発行年： 2015年12月25日 
JST資料番号： J0762A  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 神戸市は森林保護のため1974年に六甲山再度山地域を永久植生保存地として指定,この一帯の産地を自然のまま放置し,定期的に植物群落の遷移ならびに土壌の変化を調査記録して,得られた資料を六甲山系の緑の維持に役立てている。既に8回の調査,報告があり,今回は9回目の追跡調査である。永久調査区における植生および極相林ヨウ素の追跡調査,人為処理区における植生の追跡調査,アカマツ・クロマツの実生の追跡調査を行った。なお,神戸市は砂防を目的として,約110年前より積極的にアカマツ,クロマツ,ヤマハンノキなどを植林し,その防護を図ってきた。1950年代の燃料革命に伴い,六甲山地において里山利用が停止,六甲山地では一部を除いてはげ山が見られない。

シソーラス用語： *兵庫県 ,  公園 ,  *山岳 ,  *植生 ,  *森林調査 ,  *アカマツ ,  *クロマツ ,  ハンノキ属 ,  地域 ,  砂防 ,  森林
準シソーラス用語： ヤマハンノキ ,  照葉樹林 ,  *神戸市 ,  里山 ,  *六甲山

分類 (1件)： 公園,造園,緑化  (RD04020Y)

引用文献 (22件)：

• Braun-Blanquet, J. (1964) Pflanzensoziologie. 3 Aufl. Springer-Verlag, Wien.
• Baar, J. (1996) The ectomycorrhizal flora of primary and secondary stands of Pinus sylvestris in relation to soil conditions and ectomycorrhizal succession. Journal of Vegetation Science, 7 : 497-504.
• 達 良俊・大沢雅彦(1992) 都市景観域における放棄アカマツ植林の二次遷移とアカマツの一斉枯死による影響. 日本生態学会誌 42:81-93.
• Fujihara, M. (1995) Succession of Secondary Pine Forests after Pine Wilt Disease in San-yo district, Western Japan. Natural History Research, 3 : 161-171.
• Fujihara, M. (1996) Development of secondary pine forests after pine wilt disease in western Japan. Journal of Vegetation Science, 7 : 729-738.

タイトルに関連する用語 (6件)： 永久 ,  植生 ,  保存 ,  植物群落 ,  遷移 ,  研究