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J-GLOBAL ID：201602257297209344   整理番号：16A0531388

時分割中性子反射測定法によるリチウムイオン電池の作動電極における固体電解質間膜形成の測定

Operando Measurement of Solid Electrolyte Interphase Formation at Working Electrode of Li-Ion Battery by Time-Slicing Neutron Reflectometry

著者 (9件)： KAWAURA Hiroyuki (Toyota Central Res. & Dev. Lab., Inc., Aichi, JPN) ,  HARADA Masashi (Toyota Central Res. & Dev. Lab., Inc., Aichi, JPN) ,  KONDO Yasuhito (Toyota Central Res. & Dev. Lab., Inc., Aichi, JPN) ,  KONDO Hiroki (Toyota Central Res. & Dev. Lab., Inc., Aichi, JPN) ,  SUGANUMA Yoshitake (Toyota Central Res. & Dev. Lab., Inc., Aichi, JPN) ,  TAKAHASHI Naoko (Toyota Central Res. & Dev. Lab., Inc., Aichi, JPN) ,  SUGIYAMA Jun (Toyota Central Res. & Dev. Lab., Inc., Aichi, JPN) ,  SENO Yoshiki (Toyota Central Res. & Dev. Lab., Inc., Aichi, JPN) ,  YAMADA Norifumi L. (High Energy Accelerator Res. Organization, Ibaraki, JPN)
資料名： ACS Applied Materials & Interfaces  (ACS Applied Materials & Interfaces)
巻： 8  号： 15  ページ： 9540-9544  発行年： 2016年04月20日 
JST資料番号： W2329A  ISSN： 1944-8244  CODEN： AAMICK  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 高いエネルギー密度と長寿命を提供するリチウムイオン二次電池(LIBs)の発展は電気自動車,ハイブリッド自動車そして航空宇宙産業のような高パワー応用の要求を満たすことが重要である。このような要求を満たすため,LIBの安全性と長寿命を改善するためには,充電/放電反応の間,LIBなどで何が起こっているのかを明確にする必要がある。そこで本研究では,中性子線は電極を通過し,界面構造を反映する干渉を提供できるため,中性子反射測定法(NR)を用いたLIBの電極/電解質界面の直接観察を試みた。その結果,1)時分割NRと電気化学的解析との組合せを用いて,LIB動作中の電極における皮膜(SEI)の形成の直接観察に成功した。2)得られた結果は,炭素電極におけるSEIの形成とLiイオンの電極へのインターカレーションを証明した。3)本方法はSEIの化学組成の決定やSEIに使用された電荷の絶対量評価などへの応用の可能性を示した。などの知見を得た。

シソーラス用語： 時分割処理 ,  中性子反射 ,  *界面 ,  *皮膜 ,  アノード ,  その場観察 ,  *リチウムイオン電池 ,  *二次電池 ,  膜電極 ,  電解質 ,  インターカレーション ,  反応生成物 ,  電気化学的挙動 ,  サイクリックボルタンメトリー ,  炭素材 ,  金属イオン ,  酸素複素環化合物 ,  無機酸エステル
準シソーラス用語： *SEI ,  サイクリックボルタモグラム ,  リチウムインターカレーション ,  負電極【電池系】

分類 (2件)： 二次電池  (YB04030K) ,  電極過程  (CB07040U)

物質索引 (1件)： プロピレンカーボネート

タイトルに関連する用語 (6件)： 時分割 ,  中性子反射 ,  測定法 ,  リチウムイオン電池 ,  固体電解質 ,  膜形成