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J-GLOBAL ID:201602257869667025   整理番号:16A1202290

ブラジル紫ブドウジュースの化学マーカーとin vitro酸化防止能に対する原産地,品種,農法の影響

Effects of geographical origin, variety and farming system on the chemical markers and in vitro antioxidant capacity of Brazilian purple grape juices
著者 (5件):
資料名:
巻: 82  ページ: 145-155  発行年: 2016年04月 
JST資料番号: D0633A  ISSN: 0963-9969  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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ブドウジュースのいくつかの物理化学的特性,化学組成,in vitro酸化防止能に対する原産地,品種,農法の影響を検討した。ブラジルの3大生産地からの紫ブドウの100%ジュース(n=62)について,フェノール類組成と酸化防止能を調べた。結果をANOVA,MANOVA,主成分分析などで処理した結果,有機農法と通常農法での酸化防止活性の差は見られなかったが,フェノール酸においてのみ差が見られた。原産地とブドウ品種は,酸化防止活性と化学組成に重要な役割を果たした。MANOVAの適用で,色相とプロトカテク酸に対してのみ農法と原産地の組合せ効果が見られた。相関分析から,総フェノール類含量,総フラボノイド,アントシアニン,濃縮タンニンが親水性フェノール類(RPHPC)のFRAP,ABTS,還元力と統計的に関連していた。アスコルビン酸は酸化防止能には関係していなかった。プロトカテク酸はFRAP(r=0.4636,p<0.001),ABTS(r=0.3298,p=0.010),RPHPC(r=0.3623,p=0.004)と相関する一方,フェルラ酸はFRAP(r=0.3410,p=0.008),RPHPC(r=0.2662,p=0.040)と相関した生物学的システムにおける(pH7.4,37°C)脂質過酸化阻害は,RPHPC(r=0.533,p=0.013)とABTSラジカル捕捉活性(r=0.505,p=0.020)と有意に相関した。また主成分分析から,脂質過酸化阻害は総フェノール類含量,フラボノイド,アントシアニン,フラボノール,濃縮タンニン,プロトカテク酸含量と関係した。また,フェノール類組成に関するスペクトルとクロマトグラフィーデータは有機農法と通常法を良く判別する能力を有した。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (3件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
果実飲料,加工飲料  ,  食品の化学・栄養価  ,  果樹 

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