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J-GLOBAL ID：201602259933678121   整理番号：16A1147564

南大洋における植物プランクトン群集組成および純基礎生産力と海表面pCO₂の関係

著者 (8件)： 高尾信太郎 (極地研) ,  中岡慎一郎 (環境研) ,  吉川久幸 (北大 大学院) ,  橋濱史典 (東京海洋大) ,  平譯享 (北大 大学院) ,  神田穣太 (東京海洋大) ,  橋田元 (極地研) ,  鈴木光次 (北大 大学院)
資料名： 日本海洋学会大会講演要旨集
巻： 2016  号： 秋季  ページ： 240  発行年： 2016年08月 
JST資料番号： F0701C  資料種別： 会議録 (C)
記事区分： 短報  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 植物プランクトン群集組成の違いは海洋表層から中深層への有機炭素輸送速度に影響を及ぼす。これまで海表面CO2分圧とクロロフィルa濃度との関係性は評価されてきたが,純基礎生産力や植物プランクトン群集組成の変化に注目した研究は少ない。本研究では,南大洋インド洋区の季節海氷域における観測結果を基に,純基礎生産力に加え,優占する植物プランクトン群集の変化が海表面CO2分圧に与える影響を評価した。その結果,海表面CO2分圧と珪藻類の現存量および純基礎生産力との間に有意な負の相関が得られた。講演では,海色衛星データから見積もった純基礎生産力を用いて,海表面CO2分布の年々変動についても紹介する。(著者抄録)

シソーラス用語： *二酸化炭素 ,  *南極海 ,  *植物プランクトン ,  *生物生産 ,  年年変動 ,  *海水 ,  有光層 ,  インド洋 ,  珪藻植物門 ,  一次生産 ,  藻類 ,  隠花植物
準シソーラス用語： 珪藻類 ,  基礎生産

分類 (2件)： 生態系  (EE01040P) ,  水圏・生物圏の地球化学  (DD01030A)

タイトルに関連する用語 (4件)： 南大洋 ,  植物プランクトン ,  群集組成 ,  海表面