文献
J-GLOBAL ID:201602260366288200   整理番号:16A0427202

中生の晩熟期で高温耐性,多収良食味水稲新品種「実りつくし」の育成

‘Minoritsukushi’, a New Rice Cultivar with Medium-Late Maturity, High Yield, Fine Palatability and Tolerance to High Temperature During Ripening Period.
著者 (18件):
資料名:
号:ページ: 1-7,80  発行年: 2016年03月 
JST資料番号: Y0232C  ISSN: 2189-4876  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
水稲新品種「実りつくし」は,中生の熟期,高品質,良食味品種の育成を目的に,中生,多収,高温耐性(高温登熟条件下における玄米外観品質低下に対する耐性),良食味の「西海250号(後のにこまる)」を母,早生,多収,高温耐性,良食味の「ちくし64号(後の元気つくし)」を父として人工交配を行った組合せに由来する。「実りつくし」の特性を「ヒノヒカリ」と比較すると,出穂期および成熟期は5~7日遅く,熟期は‘中生の晩’に属する。稈長は同程度で,穂長はやや長く,穂数はやや少ない‘偏穂重型’である。収量性は多収で,玄米千粒重は重い。玄米外観品質は,心白や乳白の発生が少なく良好で,検査等級は優れる。炊飯米の食味試験結果は,外観,味が良好で粘りがあり,総合評価は「ヒノヒカリ」より優れる良食味である。高温耐性は‘強’で「ヒノヒカリ」より優れる。いもち病圃場抵抗性は葉いもちが‘弱’,穂いもちが‘やや弱’,穂発芽性は‘中’である。本品種は2015年3月に種苗法による品種登録出願がなされ,同年3月福岡県の準奨励品種に採用された。(著者抄録)
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

準シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

分類 (2件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
作物育種一般  ,  稲作 
タイトルに関連する用語 (5件):
タイトルに関連する用語
J-GLOBALで独自に切り出した文献タイトルの用語をもとにしたキーワードです

前のページに戻る