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J-GLOBAL ID:201602260717938890   整理番号:16A1272102

超高温グラニュライトに対する含チタンザクロ石地質温度計

Ti-in-garnet thermometer for ultrahigh-temperature granulites
著者 (2件):
資料名:
巻: 111  号:ページ: 226-240(J-STAGE)  発行年: 2016年 
JST資料番号: G0150B  ISSN: 1345-6296  CODEN: JMPSCA  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 英語 (EN)
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圧力7-23kbarと温度850-1300°Cで,斜方輝石,ルチル及び石英と共存するザクロ石におけるTiO2溶解度の実験的な逆データから較正した超高温グラニュライトの含チタンザクロ石温度計を提案する。Ti←→Siに準化学的に等価であるTiVIAlIV←→AlVISiIVの結合置換は,MVITiVI←→AlVIAlVIの連結置換(M:Ca,Mg,Fe)よりむしろ優勢である。超高温変成条件下でのCaやTiに乏しいザクロ石の化学式は,M3Al2Si3-xTixO12で表わされ,NSi+NTi=3の関係がTiIV←→SiIVの証左ではないことを示している。ザクロ石のTiO2含有量は温度と圧力と共に増加し,圧力依存は小さいが,以下の等式で与えられる。:17777+0.964T+139.5P=Tln(N2Ti)/(NAlNSi),ここで,Nは12-酸素原子正規に基づく等式単位当たりの陽イオン数である。温度Tと圧力Pはそれぞれケルビンとkbarで与えられる。当該温度計は変成状態を推定するのに有益である。地質的及び岩石学的に良く分かっている南極の超高温グラニュライトの天然ザクロ石にこの新しい温度計を適用した。その結果の温度と圧力推定値は,これらの地域のグラニュライトから報告されているものと整合的であった。(翻訳著者抄録)
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