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J-GLOBAL ID:201602261181835685   整理番号:16A0997996

吸着性2-メチルイソボルネオール除去用超微細粉末活性炭での乾燥粉砕と較べた湿潤粉砕の優越性

Superiority of wet-milled over dry-milled superfine powdered activated carbon for adsorptive 2-methylisoborneol removal
著者 (4件):
資料名:
巻: 102  ページ: 516-523  発行年: 2016年10月01日 
JST資料番号: B0760A  ISSN: 0043-1354  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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通常サイズの粉末活性炭(PAC)をビーズミル湿潤粉砕して得られる,超微細粉末活性炭(SPAC)は,吸着除去性能が高く,研究と実用の両面で注目されている。本研究では,乾燥粉末化SPACの性能を検討した。水処理で通常目標の土臭くかび臭い化合物である,2-メチルイソボルネオール(MIB)を標的吸着質とした。同じPACから製造し,同サイズの粒子構成であるが,乾燥粉末SPACは,湿潤SPACと較べ,MIBの吸着除去が低かった。理由の1つは,生産後の乾燥粉砕SPACの凝集程度が高く,その結果,みかけ粒径が,湿潤粉砕SPACより大きくなり,又,反発が高いため,超音波分散に耐えられた。しかし,超音波処理後の乾燥粉砕SPACのみかけ粒径が,湿潤粉砕SPACと同等もしくは小さくとも,吸着除去性能は湿潤粉砕SPACより劣っていた。湿潤除去性能低下の他の理由として,粉砕中の酸化による平衡吸着容量の低下がある。粒子凝集の程度を変えたSPACsの吸着動力学を,細孔拡散モデルとフラクタル凝集モデルでうまくシミュレーションできた。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (4件):
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固体の製造・処理一般  ,  物理的手法を用いた吸着の研究  ,  吸着剤  ,  用水の物理的処理 
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