抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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産業技術大学院大学における,グローバル化に対応した高度専門職人材の育成を目指すPBLを紹介した。本学では,高度な専門知識,スキルに加え高度な業務遂行能力(コンピテンシー)を養うための教育方法としてPBLを採用している。PBLの1つの事例として,2008年度より海外の大学と協力して共同でアプリケーションを開発するPBLを実施している。これは,日本企業の海外展開においてグローバル化を推進する人材を育成する目的で始めたPBLである。2014年度にはベトナム,ブルネイ,ニュージーランドの大学が参加した。本稿では,本学の情報アーキテクチャ専攻におけるPBLの概要,事例および特徴について紹介するとともに,2014年度に実施したグローバル化に対応したPBLの事例についても紹介した。また,PBL教育の課題として,社会人学生の時間管理や学生のスキルレベルの差,コンピテンシーの客観的評価について述べた。