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J-GLOBAL ID:201602263129938778   整理番号:16A0564840

塩化アンモニウム溶液によるCaO処理EAFダストからの亜鉛の湿式冶金的抽出

Hydrometallurgical extraction of zinc from CaO treated EAF dust in ammonium chloride solution
著者 (4件):
資料名:
巻: 302  ページ: 90-96  発行年: 2016年01月25日 
JST資料番号: B0362A  ISSN: 0304-3894  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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電気アーク炉ダスト或いはEAFダスト中の亜鉛は,主としてZnFe2O4及びZnOの形を採っている。ZnOは酸性溶液,塩基性溶液双方に易溶性であるが,ZnFe2O4は難溶性である。著者らの既往研究で,EAFダスト中のZnFe2O4を,ZnOとCa2Fe2O5に変換する予備高温冶金法の一種,「CaO処理」を紹介した。ハロゲンや亜鉛以外の重金属は,CaO処理時に亜鉛や鉄のロスを起こすことなく先に揮散するので,主としてZnO及びCa2Fe2O5からなり,問題のあるZnFe2O4化合物を含まないCaO処理ダストが残留した。本研究では,NH4Cl溶液による,CaO処理ダスト中における鉄及びカルシウムに優先する亜鉛の選択的浸出について調査した。温度,反応時間及びNH4Cl濃度が溶解挙動に与える影響を検討した。CaO処理ダスト中の亜鉛の大部分は,70°C,2hの条件下で,2MNH4Clによって抽出されたが,カルシウムの場合は,NH4Cl溶液で浸出されたのは約20%のみであった。これに対して,鉄は溶解せず,残さ中にCa2Fe2O5として残留した。NH4Cl溶液によって亜鉛が,効率的に回収可能な事を確認した。Copyright 2016 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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JSTが定めた文献の分類名称とコードです
資源回収利用  ,  重金属とその化合物一般  ,  製鋼  ,  廃棄物処理 

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