文献
J-GLOBAL ID:201602263374133852   整理番号:16A0539983

アンモニア-チオセミカルバジドで変性したトウモロコシ茎系吸着剤を用いた模擬ニッケル電解溶液からのAg(I)配位アニオンの選択的回収

Selective recovery of Ag(I) coordination anion from simulate nickel electrolyte using corn stalk based adsorbent modified by ammonia-thiosemicarbazide
著者 (7件):
資料名:
巻: 301  ページ: 277-285  発行年: 2016年01月15日 
JST資料番号: B0362A  ISSN: 0304-3894  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
ニッケル電解溶液中には,Ag(I)が,Ag+の代わりにAgCli1-i配位アニオンの形で微量(10~20mgL-1)存在する。本研究では,アンモニア(NH3)-チオセミカルバジド(TSC)により変性したトウモロコシ茎を基にしたTSC-NH3-OCS吸着剤を合成し,機器分析によって特性を解析した。TSC-NH3-OCS吸着剤は,Ag(I)-Cu(II)-Ni(II)模擬ニッケル電解溶液からAgCl i1-i配位アニオンとしてのAg(I)を選択的に吸着することができた。特に,Cu(II)及びNi(II)濃度が非常に高い場合は,市販樹脂よりも著しく高い性能を示した。FTIR及びXPS分析を基にすると,吸着機構は,AgCl43-のプロトン化バンドとチオアミドユニットのプロトン化チオール型との静電相互作用であろうと考えられる。Ag(I)単一系及びAg(I)-Cu(II)-Ni(II)3成分系における最大吸着能は,それぞれ,153.54mgg-1及び46.69mgg-1であった。以上の如きAgCli1-iの最大吸着能の大差の根拠は,吸着動力学特性及び熱力学的検討によって説明可能であった。更に,3成分系で3連続吸脱着サイクル試験を行い,TSC-NH3-OCS吸着剤が模擬ニッケル電解溶液からのAg(I)の回収に高い性能を有することを認めた。Copyright 2016 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

準シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

分類 (2件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
廃水処理  ,  資源回収利用 
物質索引 (1件):
物質索引
文献のテーマを表す化学物質のキーワードです

前のページに戻る