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J-GLOBAL ID：201602265590888323   整理番号：16A1327828

電磁流体を利用したエネルギー変換技術の展望

著者 (4件)： 佐々木徹 (長岡技術科学大学) ,  原田信弘 (長岡技術科学大学) ,  菊池崇志 (長岡技術科学大学) ,  高橋一匡 (長岡技術科学大学)
資料名： 電気学会論文誌 B  (IEEJ Transactions on Power and Energy)
巻： 136  号： 10  ページ： 769-772(J-STAGE)  発行年： 2016年 
JST資料番号： S0809A  ISSN： 0385-4213  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 短報  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 高効率化,低コスト,低環境負荷などの要求から電磁流体力学(MHD)発電を用いた発電システムとともに,次世代推進機などに搭載するMHD発電機などの中でも,メタン純酸素燃焼による二酸化炭素原油増進回収型MHD発電システムの検討と電磁推進機に搭載するMHD発電システムの設計について解説した。メタン純酸素燃焼を利用したCO₂-EORシステムで発生する高温ガスを有効利用するため,MHD発電とガスタービンを組み合わせた発電システムを考案し,その課題点と解決策について検討し,MHD発電と組み合わせることで熱効率の良いシステムを構築できることが明らかになった。一方,本システムの場合,CO₂の油層トラップ率が燃焼ガス温度に依存し,プラント効率が変化することや燃焼ガスの高温化が問題になることが分かった。

シソーラス用語： 強制採収法 ,  電磁流体 ,  *エネルギー変換 ,  *MHD発電 ,  発電機 ,  燃焼 ,  酸素 ,  二酸化炭素 ,  システム設計

著者キーワード (8件)： 二酸化炭素原油増進回収法 ,  MHD発電機 ,  純酸素燃焼 ,  電気推進機 ,  carbon dioxide enhanced oil recovery ,  MHD generator ,  oxy-fuel combustion ,  MHD accelerator

分類 (2件)： MHD発電  (NB03070K) ,  エネルギー変換一般  (LC01010J)

引用文献 (26件)：

• (1) Y. Okuno, K. Yoshikawa, T. Okamura, H. Yamasaki, S. Kabashima, and S. Shioda: “Proposal of a Highly Efficient CCMHD Single Power Generation System”, T. IEE Japan, Vol. 118-B, No. 12, pp. 1457-1462 (1998) (in Japanese)
• 奥野喜裕・吉川邦夫・岡村哲至・山岬裕之・椛島成治・塩田 進:「高効率CCMHD単独発電システムの提案」, 電学論B, Vol. 118, No. 12, pp. 1457-1462 (1998)
• (2) N. Kayukawa: “Comparative Evaluation of Coal Synthesized Gas Combustion MHD·Gas Turbine·Steam Turbine Combined Power Plants”, T. IEE Japan, Vol. 118-B, No. 12, pp. 1457-1462 (1998) (in Japanese)
• 粥川尚之:「石炭ガス燃焼MHD・ガスタービン・蒸気タービン複合発電プラントの相対評価」, 電学論B, Vol. 119, No. 12, pp. 1528-1535 (1990)
• (3) M. Ishikawa, Y. Inui, J. Umoto, and K. Yoshikawa: “Preliminary analysis of MHD-Brayton cycle applied to fusion reactors (CFAR)“, <i>Fusion Eng</i>. & <i>Design</i>, Vol. 29, pp. 57-63 (1995)

タイトルに関連する用語 (3件)： 電磁流体 ,  エネルギー変換技術 ,  展望