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J-GLOBAL ID:201602267073095460   整理番号:16A1040052

高解像度音響映像ソーナーを用いた富栄養池におけるクロモHydrilla verticillata捕食の生物学的過程を評価する

Assessing the biological process of Hydrilla verticillata predation in a eutrophic pond using high-resolution acoustic imaging sonar
著者 (6件):
資料名:
巻: 17  号:ページ: 13-21  発行年: 2016年01月 
JST資料番号: L3959A  ISSN: 1439-8621  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: シンガポール (SGP)  言語: 英語 (EN)
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伊豆沼湖(日本の東北地方)で不成功に終わった復旧努力では,ほとんどのクロモが移植後すぐに姿を消した。そしてこの水生植物の消失はザリガニによる捕食の結果と推測された。しかし湖水の透明度が低いため正確な原因は不明なままである。本研究では,クロモの捕食源を同定して捕食者の潜在的な行動の特性を調査することを目的として,著者らが開発した画像処理プログラムに基づく音響監視システムを用いた。伊豆沼湖に隣接した小さな富栄養池で野外実験を行い,24個体のクロモを湖底に移植した。DIDSONユニットは3°集光レンズと共に既存のフレームに取り付けた。データは1.8MHzで収集され,最大範囲は3.0mであった。移植後1日以内に全てのクロモが消失した。画像追跡技法によって2種の潜在的捕食者,すなわちザリガニ(Procambarus clarkii)とタニシ(Cipangopaludina japonica)の歩行速度を推定し,これに基づいて両者を識別した。この方法を用いてザリガニが主な捕食者であることを同定し,そしてクロモの減少量を単位としてその採食行動の特性記述を行った。ザリガニの採食行動は移植の17時間後にはほとんど終了し,おそらくこの時点までにすべての植物体が食べつくされたと考えられる。Copyright 2015 The Japanese Society of Limnology Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (2件):
分類
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異種生物間相互作用  ,  個生態学 
引用文献 (19件):
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