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J-GLOBAL ID:201602267106862166   整理番号:16A1395593

ナカリ(ケニア)における後期中新世初期動物相における第2のホミノイド

A second hominoid species in the early Late Miocene fauna of Nakali (Kenya)
著者 (8件):
資料名:
巻: 124  号:ページ: 75-83(J-STAGE)  発行年: 2016年 
JST資料番号: G0957A  ISSN: 0918-7960  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 英語 (EN)
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ナカリはケニア北中部に位置する後期中新世初期の化石産地であり,Kenya-Japan Joint Expedition teamが2002年以降現地調査を行っている。これまでに,大型ホミノイドNakalipithecus nakayamaiがこの産地のNA39地点で報告されている。Nakalipithecusに加え,ナカリで収集されたホミノイド資料に含まれる単離したP3は,Nakalipithecusに分類されたP3とはかなり形態が異なるため,異なるホミノイドの種の存在が示唆された。このP3の形態の概要から,主として初期中新世より東アフリカで知られるProconsulのような原始的ホミノイドが連想された。資料は限られるが,ナカリにおける原始的に見える第2のホミノイド種の存在は,後期中新世初期のアフリカにおけるホミノイド(およびホミノイドのような狭鼻猿類)の多様性がこれまで予想されていたよりも高いことを示唆した。(翻訳著者抄録)
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人類学 
引用文献 (65件):
  • Aguirre E. and Leakey P.H. (1974) Nakali: nueva fauna de Hipparion del Rift Valley de Kenya. Estudios geológicos, 30: 219-228.
  • Andrews P. (1978) A revision of the Miocene Hominoidea of East Africa. Bulletin of the British Museum (Natural History), Geology Series, 30: 85-224.
  • Andrews P. (1981) Species diversity and diet in monkeys and apes during the Miocene. In: Stringer C.B. (ed.), Aspects of Human Evolution. Taylor & Francis, London, pp. 25-61.
  • Andrews P. (1992) Evolution and environment in the Hominoidea. Nature, 360: 641-646.
  • Begun D.R. (2007) Fossil record of Miocene hominoids. In: Henke W. and Tattersall I. (eds.), Handbook of Palaeoanthropology, Vol. 2: Primate Evolution and Human Origins. Springer Verlag, Berlin, pp. 921-977.
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