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J-GLOBAL ID：201602267650874678   整理番号：16A0590147

半凝固ダイカストしたAC4CH合金のα-Al相の形態に及ぼすスリーブ充填率及び射出タイムラグの影響

Effects of Sleeve Filling Ratio and Shot Time Lag on Morphology of α-Al Phase of JIS AC4CH Alloy Semi-Solid Die Casting

著者 (6件)： LEE Jungsoo (東北大 大学院工学研究科) ,  板村正行 (東北大 大学院工学研究科) ,  平田直哉 (東北大 大学院工学研究科) ,  安斎浩一 (東北大 大学院工学研究科) ,  前田琢磨 (東北大 ACSセ) ,  安達充 (東北大 ACSセ)
資料名： 鋳造工学  (Journal of Japan Foundry Engineering Society)
巻： 88  号： 7  ページ： 387-392  発行年： 2016年07月25日 
JST資料番号： G0096A  ISSN： 1342-0429  CODEN： CHKOFY  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 半凝固ダイカスト法は,固液共存状態まで冷却して得られた均一スラリーを金型内に射出して充填する鋳造方法である。筆者らは,安価,迅速かつ簡単にスラリーを生成できる半凝固鋳造法(スリーブ法)の開発に取り組んでいる。スリーブ法は,溶湯温度,充填率および射出タイムラグなどを調整して,射出スリーブ内で任意の固相率を持つ半凝固スラリーを生成し射出成型する方法である。本研究では,鋳造サンプルの組織を観察し,超微細球状α-Al相の発生状況に及ぼす射出スリーブ充填率および射出タイムラグの関係について検討した。射出スリーブへの充填率が低い場合,しかも射出タイムラグが長い場合,射出時における共晶温度に達している溶湯の割合が高く,超微細球状α-Al相の発生を促した。

シソーラス用語： *アルミニウム合金 ,  *ダイカスト ,  半溶融金属 ,  スラリー ,  成形充填 ,  レオキャスト ,  *金属組織 ,  凝固組織 ,  α相 ,  超微粒子 ,  球状 ,  遅れ ,  共晶 ,  スリーブ ,  温度変動 ,  光学顕微鏡法 ,  電子回折
準シソーラス用語： AC4CH ,  半凝固ダイカスト ,  金型充填 ,  *半凝固鋳造 ,  ミクロ組織【金属組織】 ,  固相率 ,  超微細粒 ,  タイムラグ ,  EBSD法 ,  充填率

分類 (2件)： 鋳造法,鋳込  (WC01030Q) ,  変態組織,加工組織  (WB01030N)

引用文献 (10件)：

• 安達充,佐藤智,佐々木寛人,原田康則,石橋直樹,川崎隆: 軽金属 58 (2008) 421-427
• 渡邉一彦,土屋金雄,小林英二,花田和直,板村正行,金宰民,洪俊杓: 日本ダイカスト会議論文集 (2004) 229 (JD04-38)
• 安斎浩一,板村正行,菊池政男,新山英輔: 日本ダイカスト会議論文集 (2006) 253 (JD06-38)
• Farshid Pahlevani,八百川盾,安斎浩一,板村正行,渡邉一彦,花田和直,菊池政男,長澤理,新山英輔: 日本ダイカスト会議論文集 (2006) 259 (JD06-39)
• Farshid Pahlevani, Koichi Anzai, Eisuke Niyama: Solid State Phenomena Vol. 141-143 (2008) 463-468

タイトルに関連する用語 (9件)： 半凝固ダイカスト ,  AC4CH ,  合金 ,  Al ,  形態 ,  スリーブ ,  充填率 ,  射出 ,  タイムラグ