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J-GLOBAL ID:201602267886954181   整理番号:16A0815138

304ステンレス鋼の高サイクル疲労挙動に及ぼす超音波ショットピーニングの影響

Effect of Ultrasonic Shot Peening on High Cycle Fatigue Behavior in Type 304 Stainless Steel at Elevated Temperature
著者 (4件):
資料名:
巻: 65  号:ページ: 325-330(J-STAGE)  発行年: 2016年 
JST資料番号: F0385A  ISSN: 0514-5163  CODEN: ZARYA  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 英語 (EN)
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超音波ショットピーニングを304オーステナイト系ステンレス鋼に適用し,4点回転曲げ疲労試験を室温および573Kで108サイクルまで実施した。573Kでの疲労強度はショットピーニングプロセスとは無関係で,室温でのそれよりも大変低かった。ショットピーニングした試験片は,室温および573K両方の試験で未処理の試験片よりも高い疲労強度を示し,ショットピーニングが573Kの高温でも有益な効果を有することを示した。室温でショットピーニングした試料と未処理の試料の両方で明確な疲労限度が認められた。対照的に,573Kでは,ショットピーニングされた試験片の高サイクル疲労(HCF)領域(N>2×106サイクル)で疲労破壊が生じたが,未処理のものではなかった。室温および573Kでの未処理試験片および室温RTでのショットピーニング試験片では,疲労き裂が試験片表面で開始した。しかし,ショットピーニングされた試験片は,573KでのHCF破損において,典型的なフィッシュアイパターンで表面下の亀裂開始を示し,混在物はフィッシュアイの中央で認識されなかった。ショットピーニングされた試料の573Kでの亀裂開始メカニズムの遷移は,ショットピーニングによる表面硬化と高温での材料の軟化の複合効果に起因する可能性がある。(翻訳著者抄録)
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引用文献 (16件):
  • 1) K. Kanazawa and S. Yoshida, “High-temperature rotating bending fatigue behavior of austenitic stainless steels SUS 304B and 316B”, Journal of the Society of Material Science, Japan, Vol.22, No. 234, pp.257-264 (1973).
  • 2) J.V. Carstensen, H. Mayer and P. Brøndsted, “Very high cycle regime fatigue of thin walled tubes made from austenitic stainless steel”, Fatigue and Fracture of Engineering Materials and Structures, Vol.25, pp.837-844 (2002).
  • 3) E.S. Puchi-Cabrera, M.H Staia, C.E Tovar and A. Ochoa-Pérez, “High cycle fatigue behavior of 316L stainless steel”, International Journal of Fatigue, Vol.30, pp.40-46 (2008).
  • 4) K. Takahashi and T. Ogawa, “Evaluation of giga-cycle fatigue properties of austenitic stainless steels using ultrasonic fatigue test”, Journal of Solid Mechanics and Materials Engineering, Vol.2, pp.366-373 (2008).
  • 5) T. Ogawa, M. Nakane, K. Masaki, S. Hashimoto, Y. Ochi and K. Asano, “Investigation of effect of pre-strain on very high-cycle fatigue strength of austenitic stainless steels”, Journal of Power and Energy Systems, Vol.3, pp.38-50 (2009).
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