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J-GLOBAL ID:201602267893588028   整理番号:16A0508863

絹フィブロイン膜の最外側表面の特性は生体材料の調製で使用されたエタノール処理条件を反映する

The outermost surface properties of silk fibroin films reflect ethanol-treatment conditions used in biomaterial preparation
著者 (5件):
資料名:
巻: 58  ページ: 119-126  発行年: 2016年01月01日 
JST資料番号: W0574A  ISSN: 0928-4931  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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絹フィブロインは,多くの優れた特性が付与された生体物質として注目されてきた。絹基板での細胞付着は標準的培養皿でよりも通常遥かに弱く,また絹のフィルム又はヒドロゲル上で培養した細胞は球状及び微小凝集体形成する。しかし,培養基板としての絹フィブロインの特徴を説明する各種条件下でのフィブロイン(F)の高次構造と挙動について殆ど解っていない。例えば,細胞培養に及ぼす明白な影響を有する各種生体材料の表面は,アルコール浸漬による結晶化条件を変えることによって達成できる。本文で,著者らは,80%以下のエタノール濃度によるフィブロインフィルム(FF)の処理が最外側表面層として,ジェリー状の水和ヒドロゲルをもたらした。線維芽細胞はそのヒドロゲルの表面に個々に付着するというよりもむしろ好んで凝集した。そして,球体に凝集した。それとは反対に,90%以上のエタノール濃度で処理したFFは80%以下のエタノール濃度によるFよりも遥かに硬い表面を有し,その表面に個々の細胞の凝集よりもむしろ付着し,それから表面上に拡大した。FFの表面分析に基づいて,表面特性に及ぼすアルコール濃度の影響を考察した。表面分析には,静的・動的接触角や,ゼータ電位,電気紡糸繊維の結晶化度と微細形状の変化,走査型プローブ顕微鏡で捉えたナノメートル規模の最外側表面のテクスチャー変化の評価を含めた。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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医用素材  ,  繊維改質 
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