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J-GLOBAL ID:201602268129899217   整理番号:16A0932826

アジアの都市における都市共生を通した低炭素産業の開発の可能性

Possibility of developing low-carbon industries through urban symbiosis in Asian cities
著者 (9件):
資料名:
巻: 114  ページ: 376-386  発行年: 2016年02月15日 
JST資料番号: W0750A  ISSN: 0959-6526  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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エネルギーと資源の消費は,アジアの都市の急速な成長と共に急速に拡大しており,これは,温室効果ガスの排出と廃棄物の発生を増大させている。低炭素産業の促進は,アジアにも拡大する緊急の地球規模の課題である。二酸化炭素排出量を実質的に減らすには,産業は省エネ技術を導入するだけでなく,リサイクル可能な廃棄物やカーボンニュートラルなバイオマス等の低炭素の原料や燃料を使用しなければならない。本稿は,“ハイブリッド産業”-即ち,化石資源だけでなく,リサイクルした,再生のできる資源を出来るだけ多く利用するプロセスを持つ-のコンセプトを提示する。本研究は,異なる環境を持つ3つのアジアの国-日本の川崎市,韓国の蔚山,そして,中国の瀋陽-における都市共生の促進を通したハイブリッド産業の実現可能性を検討する。アジアの都市は,廃棄物の焼却処理からの移行の最中である。然しながら,リサイクルの炭素低減効果,ならびに,廃棄物のリサイクルと適切な処理のための費用を考慮すると,燃焼可能な都市廃棄物をインプットとして使用するハイブリッド産業の可能性を検討する必要がある。本研究では,二酸化炭素の削減の可能性,ならびに,ハイブリッド産業を促進するための費用を評価する。結果は,ハイブリッド産業の促進が,3都市に著しい環境利益をもたらし,ハイブリッド産業の費用効果に影響する重要な要因-廃棄物発生の空間密度,廃棄物の構成,焼却炉の建設費用と比べた廃棄物の収集と前処理の人件費の相対的安さ,ならびに,製品と化石資源代替による避けられた費用-,そして廃棄物を分別する市民の意欲が存在することを明らかにした。最後に,アジアの都市における共生を通したハイブリッド産業を促進するための主要な駆動因を論じた。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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環境問題  ,  都市計画一般,都市経済学 

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