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J-GLOBAL ID:201602269713969623   整理番号:16A0497840

ケルセチンとその抗アレルギー性免疫応答

Quercetin and Its Anti-Allergic Immune Response
著者 (4件):
資料名:
巻: 21  号:ページ: WEB ONLY  発行年: 2016年05月 
JST資料番号: U7014A  ISSN: 1420-3049  CODEN: MOLEFW  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 文献レビュー  発行国: スイス (CHE)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
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ケルセチンは,ポリフェノール,フラボノイドサブグループ,フラボノールの大部分を代表するものである。食品におけるその主な天然資源は,最も検討されたケルセチンを含む食品であるタマネギ,ブロッコリー;果物(リンゴとベリー作物とブドウ);いくつかのハーブ;茶,ワインである。ケルセチンは,ラジカルスカベンジングにおけるその抗酸化活性と,免疫系の刺激,抗ウイルス活性,ヒスタミン放出の阻害,炎症性サイトカインの低減,ロイコトリエン形成,インターロイキンIL-4産生の抑制を特徴とする抗アレルギー特性が知られている。それはTh1/Th2バランスを改善し,抗原特異的IgE抗体形成を抑制する。それはリポキシゲナーゼのような酵素,好酸球,ペルオキシダーゼの阻害,炎症メディエータの抑制においても効果的である。すべての記述された作用機序は,後期と後後期気管支喘息応答,アレルギー性鼻炎,限定的ピーナッツ誘発アナフィラキシー反応の治療に効果的に利用可能な,ケルセチンの抗炎症と免疫調節特性に寄与する。ケルセチンの植物抽出物は,クロモリン(抗アレルギー薬であるクロモグリク酸二ナトリウム)よりも,IL-8の阻害においてより強力であり,IL-6と細胞質カルシウム濃度増加を抑制する,多くの潜在的な抗アレルギー薬やサプリメントや濃縮製品の多くの成分である。(翻訳著者抄録)
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分類 (2件):
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ヒスタミン薬・抗ヒスタミン薬の基礎研究  ,  生薬の薬理の基礎研究 
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