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J-GLOBAL ID:201602270758147237   整理番号:16A1196908

電気化学インピーダンス法を用いた塩素イオンセンサ

著者 (4件):
資料名:
巻: 136  号:ページ: 102-107(J-STAGE)  発行年: 2016年 
JST資料番号: L3098A  ISSN: 1341-8939  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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2つのAg/AgCl電極線間の電気化学インピーダンスの測定において,各種溶液におけるナイキストプロットを測定し,フィッティングを行うことで溶液中の塩素イオン濃度の解析を行った。また実際の使用環境を想定した環境温度による影響の評価も行った。すなわち,液型参照電極を用いないで,塩素イオン濃度を計測する方法として,新たにAgCl電極間のインピーダンス測定による方法を提案した。インピーダンス測定の結果から,AgCl電極は塩素イオンの存在による抵抗値の減少を確認でき,塩素イオン濃度依存性があることが分かった。また温度特性では塩素イオン濃度を比較すると小さいインピーダンス変化があり,温度によるインピーダンスの変化を補正する必要があることが分かった。
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分類 (1件):
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計測機器一般 
引用文献 (10件):
  • (1) N. Ote:「心不全における体液・電解質異常」, Fluid Management Renaissance, Vol. 2, No. 2, pp. 21-26 (2012)
  • (2) A. Cranny, N. R. Harris, M. Nie, J. A. Wharton, R. J. K. Wood, and K. R. Stokes : “Screen-printed potentiometric Ag/AgCl chloride sensors: Lifetime performance and their use in soil salt measurements”, Sensors and Actuators A, Vol. 169, pp. 288-294 (2011)
  • (3) P. S. Eerola, J. Nylund, J. Bobacka, A. Lewenstam, and A. Ivaska : “Soluble semiconducting poly(3-octylthiophone) as a solid-contact material in all -solid-state chloride sensors”, Sensors and Actuators B, Vol. 134, pp. 878-886 (2008)
  • (4) X. Wang, J. Jiang, and H. Yang : “An Interface Circuit for Ion-selective Electrode Sensors”, Procedia Engineering, Vol. 15, pp. 2609-2613 (2011)
  • (5) T. Maruizumi, D. Wegmann, G. Sulter, D. Ammann, and W. Simon : “Neutral Carrier-Based Na+-Selective Electrode for Application in Blood Serum”, Mikrochemica Acta, Vol. 88, pp. 331-336 (1986)
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