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J-GLOBAL ID:201602271945276671   整理番号:16A1291488

大学図書館におけるプリント・ディスアビリティのある利用者に対する環境整備と合理的配慮提供の課題:立命館大学図書館のテキストデータ提供サービスを事例に

著者 (3件):
資料名:
巻: 68  号:ページ: 266-278  発行年: 2016年11月01日 
JST資料番号: F0525A  ISSN: 0040-9669  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
抄録/ポイント:
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本稿は,大学図書館におけるプリント・ディスアビリティがある人々に対する障害者サービスの効率的実施に向けた課題を検討する。立命館大学図書館における図書館資料のテキストデータ化を事例に,障害者差別解消法が規定する「過重な負担」を枠組として考察する。結論として,利用の上限などの制限の撤廃データ提供までの期間の短縮,ウェブ・アクセシビリティの改善,大学図書館間の連携,大学全体の障害者支援としての予算措置,ノウハウの継承,出版社との連携,障害がある学生などと図書館との建設的対話の機会の8点を指摘した。(著者抄録)
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図書館サービス 
引用文献 (25件):
  • 文化庁長官官房著作権課の解説では,著作権法第37条第3項の対象となる障害者の範囲について,「視覚障害者」のほか「発達障害や色覚障害など,視覚による表現の認識に障害がある者」とされている(文化庁長官官房著作権課「著作権法の一部を改正する法律(平成21年改正)について」『コピライト』49(585), 2010.1, p.28-29)。国公私立大学図書館協力委員会,全国学校図書館協議会,全国公共図書館協議会,専門図書館協議会,日本図書館協会「図書館の障害者サービスにおける著作権法第37条第3項に基づく著作物の複製等に関するガイドライン」2010. <https://www.jla.or.jp/portals/0/html/20100218.html>. [引用日:2016-10-07]
  • 野村美佐子「視覚障害者等の情報保障に係る著作権法改正の動向」『図書館界』, 67(6), 2016.3, p.352-361.
  • 松戸宏予「イングランドの10大学図書館における特別支援プロジェクト形成過程の特徴」『図書館界』65(5), 2014.1, p.308-323.
  • 独立行政法人日本学生支援機構『平成27年度(2015年度)大学, 短期大学及び高等専門学校における障害のある学生の修学支援に関する実態調査結果報告書』, 2016. (http://www.jasso.go.jp/gakusei/tokubetsu_shien/chosa_kenkyu/chosa/__icsFiles/afieldfile/2016/03/22/h27houkoku.pdf>. [引用日:2016-10-07]
  • 視覚障害者等を対象に複製物を製作できる機関として,著作権法施行令第2条第1項第1号ロに,「大学等の図書館及びこれに類する施設」とある。この「これに類する施設」が意味するところについて, 第25回障害者政策委員会(2015年8月31日(月)開催)において,障害者政策委員長の石川准が,障害学生支援室が含まれるかについて質問している。そして,文化庁著作権課が次のように答弁している。以下のサイトに動画が公開されており,文字起こしして引用する。内閣府「内閣府共通ストリーミングシステム」 <http://wwwc.cao.go.jp/lib_003/video/shogai_seisaku34-2.html>. [引用日:2016-01-10]。
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