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J-GLOBAL ID:201602272335196358   整理番号:16A1396113

キットビルド概念マップの小学校理科での授業内利用の試み

著者 (5件):
資料名:
巻: 33  号:ページ: 164-175(J-STAGE)  発行年: 2016年 
JST資料番号: L2602A  ISSN: 1341-4135  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
抄録/ポイント:
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本研究では,キットビルド概念マップの組み立てとマップの重畳機能を活用したフィードバックを授業内で実践し,その結果を分析した.この授業は既習事項の復習として行われ,1)児童個々によるソフトウェアを用いた概念マップ作成,2)プロジェクタで投影した概念マップを用いた教諭によるクラス全体に対するフィードバック,3)児童個々による再度の概念マップ作成,の三つの活動をそれぞれ異なる時限で行っている.ここでの概念マップ作成は,あらかじめ部品として与えられたノードとリンクの組み立てとしての活動であり,この活動をキットビルドと呼んでいる.フィードバックは,学習者の作成した概念マップを収集し,クラス全体のマップを重畳したマップ(重畳マップ)と,教諭の用意したマップ(ゴールマップ)との差分を抽出したマップ(重畳差分マップ)を教諭が活用し,そのマップを見せながら間違いの多い部分を段階的に指摘し,その部分についての補足説明を行う形で行われた.結果として,児童によるマップ組立,およびマップの重畳機能を用いたフィードバックがスムーズに行えたとともに,主観的にも客観的にもその有用性が示すことができた.
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分類 (1件):
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科学技術教育 
引用文献 (30件):
  • (1) Hirashima, T., Yamasaki, K., Fukuda, H. et al.: “Framework of Kit-Build Concept Map for Automatic Diagnosis and Its Preliminary Use”, Research and Practice in Technology Enhanced Learning, APSCE, Vol. 10, No. 1, pp. 1-21 (2015)
  • (2) Novak, J. D. and Canas, A. J.: “The Theory Underlying Concept Maps and How to Construct Them”, Technical Report IHMC CmapTools (2006)
  • (3) 森田裕介,榊原雄太郎:“学習者の作成したコンセプトマップの変容と授業過程の関わりについての一考察”,科学教育研究,Vol. 19, No. 2, pp. 86-94 (1995)
  • (4) 山口悦司,稲垣成哲,福井真由美,舟生日出男:“コンセプトマップ-理科教育における研究動向とその現代的意義-”,理科教育学研究,Vol. 43, No. 1, pp. 29-51 (2002)
  • (5) 峯 明秀:“真正の評価概念に基づく社会科学習評価の一考察”,大阪教育大学紀要第V部門,Vol. 54, No. 1, pp. 47-60 (2005)
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