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J-GLOBAL ID:201602272797063501   整理番号:16A1042717

バイオ水素化ディーゼル生産のために使用済みコーヒー滓から抽出された油

Oil extracted from spent coffee grounds for bio-hydrotreated diesel production
著者 (7件):
資料名:
巻: 126  ページ: 1028-1036  発行年: 2016年10月15日 
JST資料番号: A0552A  ISSN: 0196-8904  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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使用済みコーヒー滓から抽出された油をバイオ水素化燃料製造の再生可能な供給源として利用する。本稿では,溶媒としてヘキサンを用いてソックスレー抽出することにより,最大13%の油の収率を得ることができる。抽出した油は,高い遊離脂肪酸含量(6.14%)を有したので,エステルベースのバイオディーゼル製造のためにアルカリ触媒を用いた1工程が実用的ではなかった。抽出した油の水素化処理を2つの触媒,即ち,NiMo/γ-Al2O3及びPd/Cで,異なる運転パラメータ,即ち反応時間,操作温度及びH2/油で行った。2時間の反応時間及び400°Cの反応温度は,好ましい操作条件であることを見出した。液体生成物は,大部分,n-ペンタデカン及びn-ヘプタデカンからなり,対応する脂肪酸(Cn-1)よりも1つ短い炭素原子,即ちパルミチン酸及びステアリン酸をそれぞれ含む。高温および長時間の反応時間で,ディーゼル製品の好ましくない分解が顕著である。加えて,増加したH2/油は,両方の触媒について全体的な反応および水素化脱酸素活性(Cn-1/Cnは低下した)を促進したが,Pd/C上の水素化分解を増強し,ガソリン収率の増加へ導いた。さらに,Pd/Cは,NiMo/γ-Al2O3(4.8wt%)よりも液体生成物(22.3wt%)中の高いオレフィン含量を与えた。しかしながら,NiMo/γ-Al2O3は,より高い異性化活性を示す。NiMo/γ-Al2O3及びPd/Cによって触媒されるイソパラフィンの量は,それぞれ10.8および1.7wt%であった。ディーゼル留分の物理化学的分析は,満足のいく特性を示す。密度および動粘度は,市販のバイオ水素化ディーゼルNExBTLの仕様と一致したが,セタン価が,従来のディーゼルよりもはるかに高かった。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (4件):
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生物燃料及び廃棄物燃料  ,  触媒操作  ,  各種有機化合物の製造  ,  貴金属触媒 
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