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J-GLOBAL ID：201602273869159664   整理番号：16A1312533

ファッションイラストレーションにおける表現技法の主観評価実験による定量的検証 -水墨画描法の活用によるファッションイラストレーション新描法の創造-

Quantitative Evaluation of Drawing Methodology in Fashion Illustration - Creation of New Fashion Illustration Painting Techniques by Use of India-ink Painting Techniques -

著者 (3件)： 長沢幸子 (文化学園大学) ,  森本一成 (京都工芸繊維大学大学院) ,  長沢伸也 (早稲田大学大学院)
資料名： 日本感性工学会論文誌(Web)
巻： 15  号： 3  ページ： 399-406(J-STAGE)  発行年： 2016年 
JST資料番号： U0400A  ISSN： 1884-5258  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 水墨画の描法を全体的に取り入れ,言及し,系統立てることにより,描き手(ファッションイラストレーター・ファッションクリエーターおよびその志願者など)が「情緒」を表現しやすいためのファッションイラストレーションの新描法の創造を試みている。提案した新描法の要となる技法である「暈し塗り」が一般の鑑賞者にどのような印象で受け止められるかについて主観評価実験を行い,これを定量的に明らかにすることを試みた。その結果,描き手の目指すべき地点の一部である「情緒」の表現と「非凡度」を向上させることに,有効であることが分かった。情緒性の定量的評価にも有効である可能性を提示した。

シソーラス用語： *ファッション ,  *絵画 ,  *主観評価 ,  評価 ,  *図形記述 ,  情動 ,  表現 ,  *ビジュアルデザイン ,  ヒューマンインタフェイス
準シソーラス用語： *イラストレーション ,  情緒 ,  情緒表現 ,  水墨画 ,  *水墨画描法 ,  定量的評価

著者キーワード (3件)： Fashion illustration ,  Fashion design drawing ,  Drawing method

分類 (3件)： 工業・技術設計  (HA05000Q) ,  図形・画像処理一般  (JE04010I) ,  人間機械系  (IB03000G)

引用文献 (12件)：

• [1] 長沢幸子著:ファッションイラストレーション クロニクル,角川学芸出版,2011.
• [2] Nagasawa, Sachiko, Shin'ya Nagasawa and Kazunari Morimoto: Creation of New Fashion Illustration Painting Techniques by Use of India-ink Painting Techniques: Research into Line Drawing Techniques of Expression in Fashion Illustrations, in T. Taura, and Y. Nagai (eds.), Design Creativity 2010, Springer, pp.249-256, 2010.
• [3] 長沢幸子,森本一成:水墨画描法の活用によるファッションイラストレーション新描法の創造,日本デザイン学会,デザイン学研究作品集,17(17),pp.56-59,2012.
• [4] 渡邊明義 編著:水墨画の鑑賞基礎知識,至文堂,1997.
• [5] 河野元昭 監修:日本の美術水墨画,美術年鑑社,2002.

タイトルに関連する用語 (10件)： ファッション ,  イラストレーション ,  表現 ,  技法 ,  主観評価 ,  実験 ,  定量 ,  検証 ,  活用 ,  創造