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J-GLOBAL ID：201602276215878737   整理番号：16A1069823

銀河宇宙放射線の主成分に対する応答における宇宙生体モデルシステムの相互比較研究

Intercomparison study of astrobiological model systems in their response to major components of the galactic cosmic radiation

著者 (6件)： MOELLER Ralf (German Aerospace Center, Cologne, DEU) ,  LEUKO Stefan (German Aerospace Center, Cologne, DEU) ,  RAGUSE Marina (German Aerospace Center, Cologne, DEU) ,  BERGER Thomas (German Aerospace Center, Cologne, DEU) ,  REITZ Guenther (German Aerospace Center, Cologne, DEU) ,  OKAYASU Ryuichi (National Inst. Radiological Sci., Chiba, JPN)
資料名： NIRS-M (National Inst. of Radiological Sciences)  (NIRS-M (National Inst. of Radiological Sciences))
号： 285  ページ： 66-67  発行年： 2015年12月 
JST資料番号： Z0881A  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 短報  発行国： 日本 (JPN)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 宇宙飛行士などが宇宙空間で受ける重粒子線の生体影響を明らかにするために,宇宙生物学でしばしば用いられるモデル生物系として,バクテリオファージMS2,Deinococcus geothermalis,Arthrospira種にHIMACによりHe,ArおよびFe重イオンビームを照射した。0,50,100,250,500,1000および2000Gyの重イオンを照射し,モデル微生物の生存率を評価した結果,MS2ファージおよびArthrospiraは1000Gy以上の重イオン照射で生存率が低下し,D.geothermalisはプランクトン状で培養したときのみ重イオン感受性を示し,バイオフィルム状では2000Gyの鉄イオン照射によっても生存率の低下は認められなかった。これら結果は宇宙生物学で用いられるモデル生物系に対する重イオン照射効果に関する初の報告で,今後の宇宙生物学分野の研究に役立つ。

シソーラス用語： *宇宙線 ,  環境シミュレーション ,  *重イオンビーム ,  イオンビーム ,  アルゴンビーム ,  重イオン照射 ,  *生物学的放射線効果 ,  MS2ファージ ,  Deinococcus ,  スピルリナ ,  実験用生物 ,  線量反応相関 ,  生存率 ,  医療機器 ,  照射装置 ,  *放射線被曝
準シソーラス用語： 宇宙シミュレーション ,  鉄ビーム ,  ヘリウムビーム ,  Deinococcus geothermalis ,  HIMAC ,  *宇宙線被曝

分類 (2件)： 微生物に対する影響  (EK02040O) ,  宇宙線一般  (DB02010F)

タイトルに関連する用語 (7件)： 銀河 ,  宇宙放射線 ,  応答 ,  宇宙 ,  生体モデル ,  相互比較 ,  研究