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J-GLOBAL ID:201602276302242203   整理番号:16A0705116

塩生植物Suaeda種における成長と無機成分の吸収に及ぼす種々の環境条件の影響

Effects of different environmental conditions on growth and absorption of inorganic components in halophyte Suaeda species
著者 (6件):
資料名:
巻: 63  号:ページ: 9-16  発行年: 2016年07月25日 
JST資料番号: Y0118A  ISSN: 0918-5623  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 英語 (EN)
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Suaeda glaucaとSuaeda salsaを種々のNaCl濃度(0,150,300,450および600mM)および温度(10,20および30°C)の下で栽培して,これらの種の適切な成長条件を明らかにした。S.glaucaの乾物量は対照(0mM)と比較して150mMおよび300mMのNaCl濃度で増加する傾向があった。乾物量はS.salsaでは300mMのNaClで著しく増加した。NaCl濃度が上がるとNa含有量は増加した。Cl含量は対照以外の全てのNaCl処理の下で増加した。これらの結果は,これらの植物がNaおよびClを吸収して,それらの浸透圧調整を強化することを示した。しかしK含量はNaCl濃度の上昇と共に低下した。これらの植物の草丈および乾物量は温度上昇に伴って増加する傾向があった。しかし,20°Cと30°Cで栽培した植物の乾物量は大きくは異ならなかった。これらの結果は20~30°Cがこれらの植物の成長にとっての好適な温度範囲であることを示唆した。これらの結果は,これら2つのSuaeda種が塩水条件下で,ほとんどの高等植物と比較して異なる成長パターンを有し,またS.glaucaとS.salsaの栽培が塩水土壌の効果的な利用に寄与できることを示した。(翻訳著者抄録)
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分類 (2件):
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植物生態学  ,  植物に対する影響 
引用文献 (19件):
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