文献
J-GLOBAL ID:201602278448976313   整理番号:16A1358093

クラスターアニオンを含む複合水素化物を用いるバルク型全固体リチウム電池

Bulk-Type All-Solid-State Lithium Batteries Using Complex Hydrides Containing Cluster-Anions
著者 (6件):
資料名:
巻: 57  号:ページ: 1639-1644(J-STAGE)  発行年: 2016年 
JST資料番号: G0668A  ISSN: 1345-9678  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
本研究では,クラスターアニオンを含む高速リチウムイオン伝導性複合水素化物,すなわち,二十面体ドデカヒドロ-クロソ-ドデカボラートアニオン,[B12H12]2-,をバルク型全固体電池に取り入れた。電池構造の電解質,正極活物質及び負極電解質としてLi2B12H12,TiS2及びLiを用い,その電池性能を調査した。「バルク型」電池では,電極層中に電極活物質が多量に含まれているため,エネルギー蓄積密度の高いことが期待される。また,不燃性の固体電解質により,有機液体電解質を用いる通常の充電可能リチウム電池の問題点である安全性を保証することができる。Li2B12H12は,393Kでlog(σ/S cm-1)=-2.6という高いリチウムイオン伝導率を持つ。333 Kのような比較的低温では,log(σ/S cm-1)=-3.5という相対的により高い伝導率を示す。このようにリチウムイオン伝導率が高いことにより,バルク型全固体TiS2/Li電池は393Kだけでなく333Kでも放電容量190mAh g-1以上で,少なくとも10回の反復使用が可能になる。Li2B12H12の酸化安定性も高い。さらに,この電池は使用中のクーロン効率も92%以上と高いことがわかった。これら情報は,高性能バルク型全固体電池のための新規な複合水素化物基電解質の更なる開発に役立つものと考えられる。(翻訳著者抄録)
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

準シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

分類 (1件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
二次電池 
タイトルに関連する用語 (4件):
タイトルに関連する用語
J-GLOBALで独自に切り出した文献タイトルの用語をもとにしたキーワードです

前のページに戻る