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J-GLOBAL ID：201602279314819811   整理番号：16A0381701

アーカイブデータを用いたR/V みらい搭載の気象レーダーに関するビーム障害物の同定

Beam Blockage Identification for Weather Radars on board the R/V Mirai Using Archived Data

著者 (2件)： GENG Biao (Japan Agency for Marine-Earth Sci. and Technol.(JAMSTEC)) ,  KATSUMATA Masaki (Japan Agency for Marine-Earth Sci. and Technol.(JAMSTEC))
資料名： JAMSTEC Report of Research and Development  (JAMSTEC Report of Research and Development)
巻： 22  ページ： 1-12  発行年： 2016年03月 
JST資料番号： Z0796B  ISSN： 1880-1153  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 調査船「みらい」に搭載しているドップラー気象レーダは1998年に導入され2014年に二重偏波レーダに交換された。本研究では,「みらい」に搭載された両方のレーダのビーム障害物を調査した。長期間の観測からの反射率データは与えられた範囲や方位角,「みらい」に関連した上昇についての検波の確率を計算するために用いた。「みらい」の下部構造が原因のビーム障害に悩まされる方位角の項目は,中心部分にPODの明白な極小があり,端の部分にPODの有意な不連続があることで特徴づけられた。方位角の方向に沿ったPODの勾配の変化率をもとにした妨害された区域の境界の確定するための客観的方法を開発した。PODの明白な特徴に照らして,両方のレーダのビーム障害の情報は,異なる船体に関連した上昇について同定した。低いものから高いものまでの上昇によって生じた両レーダのビーム障害にもかかわらず,二重偏波ドップラーレーダでの低いレベルでの妨害区域の総方位角は半分以上減じられた。この改善は,二重偏波ドップラーレーダのアンテナの高い配置に帰属していた。この正確なビーム障害の情報は「みらい」のレーダデータの品質管理を容易にするであろう。(翻訳著者抄録)

シソーラス用語： 海洋調査船 ,  *気象レーダ ,  障害物 ,  品質管理 ,  Dopplerレーダ ,  気象観測
準シソーラス用語： みらい【海洋地球研究船】

分類 (1件)： 気象学一般  (DC05010D)

タイトルに関連する用語 (6件)： アーカイブ ,  みらい ,  気象レーダー ,  ビーム ,  障害物 ,  同定