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J-GLOBAL ID:201602280672092760   整理番号:16A1349621

エゾリンドウにおける塊茎の発達様式と株齢による花茎生産性の変動

著者 (4件):
資料名:
巻: 15  号:ページ: 267-273(J-STAGE)  発行年: 2016年 
JST資料番号: L4829A  ISSN: 1347-2658  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
抄録/ポイント:
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エゾリンドウの4年生株における切り花収量の減少要因を明らかにするため,2年生株から4年生株において,塊茎の発達過程と花茎の発生について調査した.2年生株から3年生株にかけて主塊茎の生育は旺盛になり,副塊茎の多くがこの時期に形成された.3年生株から4年生株にかけては,主塊茎の木化が進んで生育が緩慢になる一方で,副塊茎の発達が旺盛になった.株齢による花茎の発生は主塊茎と副塊茎で異なる傾向を示した.3年生株では,主塊茎からの花茎の発生が旺盛であった.これに対して,4年生株では,旺盛に発達する副塊茎からの花茎の発生が盛んになったものの,主塊茎からの花茎の発生が減少することにより,株全体の花茎発生が減少した.主塊茎の頂芽は栄養芽として存続し,側生器官である花茎と副塊茎を分化し続けた.従って,4年生株における主塊茎の発達の停滞は,無限成長性を維持したまま起こると考えられた.(著者抄録)
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分類 (2件):
分類
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発生,成長,分化  ,  花き・花木 
引用文献 (9件):
  • 阿部 弘.2012.塊茎と花茎の着生順に基づいたエゾリンドウの株分解法.園学研.11 (別2): 269.
  • 岩手県.2014.りんどう.p. 1-22.平成26年度花き栽培技術指針.
  • 小林 隆.1994.リンドウ 栽培の基礎 生育と生理・生態(1)形態形成.p. 509-510.農業技術大系.花卉編9.農文協.東京.
  • 佐藤裕則・小野恵二・勝木謙蔵・岡崎幸吉.1988.リンドウの越冬芽の発生・発育とさし芽法.山形園試研報.7: 24-41.
  • トロール,W. 2004.36 走出枝と塊茎.p. 241-248.トロール図説植物形態学ハンドブック(中村信一・戸部 博訳).朝倉書店.東京.
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