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J-GLOBAL ID：201602282252114734   整理番号：16A0969660

火星に発生するdust stormの自動検出に関する検討-不均衡データを考慮した識別器の構築-

著者 (3件)： 前田圭介 (北大 大学院情報科学研究科) ,  小川貴弘 (北大 大学院情報科学研究科) ,  長谷山美紀 (北大 大学院情報科学研究科)
資料名： 映像情報メディア学会技術報告
巻： 40  号： 28(ME2016 88-115)  ページ： 47-48  発行年： 2016年08月24日 
JST資料番号： S0209A  ISSN： 1342-6893  資料種別： 会議録 (C)
記事区分： 短報  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 近年,人類の生存可能な惑星として,火星に関する研究が盛んに行われている。特に,火星の気象環境に大きな影響を及ぼすdust stormと呼ばれる砂塵の嵐の検出に関する研究は種々行われている。しかしながら,dust stormの検出は,従来より手動で行われていることから,我々はdust stormの自動検出手法の構築を目指す。一般に,dust stormの存在する画像数は,存在しない画像数と比較して少ないため,学習データに偏りが存在する。そこで,本文では,データ数の少ないdust stormが存在するクラスの特徴ベクトルを人工的に生成することで,これらの不均衡データを考慮したdust storm識別手法を提案する。(著者抄録)

シソーラス用語： 風塵 ,  *コンピュータビジョン ,  *画像分析 ,  識別装置 ,  火星 ,  気象 ,  検出 ,  評価試験 ,  特性曲線 ,  *サポートベクトルマシン ,  特徴抽出 ,  情報 ,  精度 ,  ダストストーム ,  自動検出 ,  特徴量 ,  惑星
準シソーラス用語： ROC曲線

分類 (3件)： パターン認識  (JE07000S) ,  図形・画像処理一般  (JE04010I) ,  ニューロコンピュータ  (JC06010Q)

引用文献 (9件)：

• [1] A. D. D. Genio, and J. M. Barbara, “An objective classification of Saturn cloud features from Cassini ISS images,” Icarus, vol. 271, pp. 222-236, 2016. \n
• [2] E. Kardasis, et al, “The need for Professional-Amateur collaborations in studies of Jupiter and Saturn,” arXiv preprint arXiv:1503.07878, 2015. \n
• [3] S. D. Guzewich, A. D. Toigo, L. Kulowski, and H. Wang, “Mars Orbiter Camera Climatology of Textured Dust Storms,” Icarus, vol. 258, pp. 1-13, 2015. \n
• [4] T. May, and G. Lyles, “NASA’s Space Launch System Program Update,” International Astronautical Congress, pp. M15-4889, 2015. \n
• [5] H. Wang, and M. I. Richardson, “The Origin, Evolution, and Trajectory of Large Dust Storms on Mars during Mars Years 24-30 (1999-2011),” Icarus, vol. 251, pp. 112-127, 2015. \n

タイトルに関連する用語 (6件)： 火星 ,  STORM ,  自動検出 ,  不均衡データ ,  識別器 ,  構築