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J-GLOBAL ID:201602282696656908   整理番号:16A0628372

インディアンクレス(Tropaeolum majus L.)を摂取しているヒトにおけるベンジルグルコシノレートの生物学的利用能および代謝

Bioavailability and metabolism of benzyl glucosinolate in humans consuming Indian cress (Tropaeolum majus L.)
著者 (11件):
資料名:
巻: 60  号:ページ: 652-660  発行年: 2016年03月 
JST資料番号: H0535A  ISSN: 1613-4125  CODEN: MNFRCV  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: ドイツ (DEU)  言語: 英語 (EN)
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アブラナ目に存在するベンジルイソチオシアネート(BITC)は,細胞および動物試験で,化学予防能および癌治療効果を示す。しかし,ヒト体内でのBITCの成り行きについては,総合的に研究されていない。それ故,本ヒト介入研究は,グルコシノレート(GSL)であるグルコトロペオリンの代謝およびその対応するBITC代謝物について検討する。血漿および尿中のBITC代謝物の分析は,吸収,代謝,および排泄に関する理解を深めるに違いない。15例の健康な男性を,交差試験にランダムに組入れ,1000μmolグルコトロペオリン含有液剤として10gの凍結乾燥インディアンクレスを摂取した。血液および尿試料をいくつかの時点で採取し,SPEを使用して試料調製後,LC-ESI-MS/MSにより検査した。摂取1-5時間後,血漿は,高レベルのBITC-グルタチオン(BITC-GSH),BITC-システイニルグリシン(BITC-CysGly),およびBITC-N-アセチル-L-システイン(BITC-NAC)を含み,BITC-CysGlyが主要代謝物であった。ヒト血漿と比較し,摂取4-6時間後に測定した主要尿代謝物は,BITC-NACおよびBITC-Cysであった。以上,本研究から,インディアンクレスの摂取は,ヒト血漿および尿中のBITC代謝物濃度を増加させることが確認された。本ヒト介入研究の成果は,GSLを含有する革新的な食品または医薬品を取り扱う臨床研究の基盤となる。Copyright 2016 Wiley Publishing Japan K.K. All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (2件):
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動物の代謝と栄養一般  ,  植物の生化学 
物質索引 (3件):
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